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ライターや編集者になりたい人に知ってほしいライティング業界の怖い話【新人の失敗談】

みなさんこんにちは。
セブンコード 山本です。
毎日反省しては忘れて・・・を繰り返しているので
失敗を思い出すことが苦行になりつつあるのですが
「第5週の水曜日だ、書かねば」という責任感だけで頑張って書きます。

書く仕事に就くということ

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今年に入るくらいから、私の仕事は大きく変化しました。
それまではとあるシステムのサポートセンターや営業を経験していたんですが
突然ライター・編集業が主な仕事となりました。
文章を書くことも読むことも好きなので最初は「やったー!」と思ったんですが
何かで勉強したわけでもない、何の経験もない私がいきなり
この「社畜る」のコンセプトから考えていくことは
楽しいこともあり苦労もあり、試行錯誤の連続でした(この点は今も進行中です)。
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さて、自分自身が書くことは不慣れながらもなんとかこなすことはできていたのですが
たくさんのサービスページを作り上げていくに当たって自分ひとりだけの力ではどうしようもなくなったので
クラウドソーシングサービスでライターさんを募集することにしました。
日本最大級!と謳っているあるサービスでは、こちらの要求以上の提案をしてくださる素晴らしいライターさんと出会うことができました。
今のライターさんとやり取りしているデータの基礎を作ってくださって
相手が納品しやすい、私がチェックしやすい体制が構築できたのでとても感謝しています。
また、その他のライターさんも納期より少し早い納品をしてくださる方、「こんな企画をやりたいです」とご提案いただける方
たくさんのライターさんとお仕事をしましたが良い方がとても多い印象です。
しかし一つの媒体でばかり募集していても、他のライターさんの目に触れない可能性があるので
ローンチしたばかりの駆け出しのクラウドソーシングサービスでライターさんを募集してみることにしました。

募集媒体によって圧倒的に差が出る仕事の質

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初めて利用するサービスで、特色などもよくわからなかったため
・募集するタイトル
・募集する内容
・報酬金額
は全く同じにして募集ページをつくりました。
そして、幸運にも一人のライターさんと出会うことができました。
ライターさんは元々文字を書く仕事をしていたようだったので内容の理解や日本語レベルに問題はなさそうでした。
いつも通り納品してほしいものを説明して納品を待つことに・・・。
一気に納品していただくと間違いがあった場合に修正が大変なので
まずは一つ納品していただくようにお願いしました。
それから数日後・・・私のもとに5つほどデータが届きました。
(この時点であれ・・・?と思いました)
中を見てみると依頼した内容とはだいぶ違うことが書かれたテキストデータでした。
先方に「あの・・・これに従って書いていただけませんか?」と申し出たところ「わかりました」とすんなり話が終わったので
再び再納品を待つことになりました。
そして数日後・・・私のもとに7つほどデータが届きました。
(この時点でまさか・・・?と思いました)
中を見てみると修正したあとが見られないデータと、新しく書いていただいた(頼んではいない)データが2つ。
再び「依頼した通りのデータが納品されてきていないので困る、書きなおしてくれ」とお願いしたところ
「何度も何度も書き直しなんてできない」と断られてしまいました。
初めてのことで戸惑い、運営に連絡をしたのですが「発注者とライターさんとの問題なので介入できません」と言われて途方に暮れました。
結局、話し合いを重ねて全額ではないのですが一部をライターさんにお支払いしました。
しかし、どの文章も「社畜る」のカラーに合わない文章だったので、そのライターさんに書いていただいた文章はお蔵入りとなりました。

発注したものを正しく納品できないのはプロとしてどうなの?

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作品完成のために費やした時間、考えるために使った時間どれも大切です。
「これだけの時間を費やしたんだからその対価にお金をください」ということもあってもいいと思っています。
しかしクラウドソーシングサービスを利用している場合には通用しないんじゃないでしょうか。
なぜなら私たちは「こんな文章がほしい」ということを要件定義をして発注しているからです。
好きな文章を自由に書きたいのであれば、クラウドソーシングでライターをすることは向いていないと思います。
noteでクリエイターとして頑張って活動したほうがよっぽどマシだと思うなあ。
と、ここまで書きましたが、「大人だからちゃんとしているはず」と決めつけて確認を怠った私のミスでもあります。
自分の当たり前は、相手にとって当たり前ではないことをすっかり忘れていました。
「書いてあるし、わかってるだろう」とタカをくくらずにしつこいほど確認する勇気も必要だと思います。
もちろんクラウドソーシングサービスを利用している方の中には、先に述べたように素晴らしいライターさんもたくさんいます。
今後は発注した私も依頼した相手も、がっかりすることの無いような仕事をしていきたいなと思います。

ブラック企業VSホワイト企業 5月26日

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