任天堂の成功と失敗から学ぶ 企業分析その2

愛と勇気のいいとこ取り
副業ぴーのきのぴーです。
ゲーム業界の巨人「任天堂」の企業分析 Part2になります。

任天堂の決算をみていきましょう

決算書を見る通り、Switchの大ヒットによって、1兆2,000億円を超えた売り上げになっています。

Wii Uの頃(2014年)は、

5,717億円ほどですので2倍以上になっています。
実は、ここまでヒットしているSwitchですが、失敗するとの声も上がっていました。
従来機のWii Uもは、Switchと同じ据え置き機と携帯機の両方を備えたもので
失敗したアイディアと大きな変化がないと言われていたようです。

Switchがヒットした原因は、第一部にも書きましたが
「ソフト」です。

ソフトの開発環境が整っていなかったWii Uの状況をSwitchでは改修しました。
任天堂のソフトの強さ、海外での販売も含めて調べてみるとメジャータイトルは500万本超えをしています。
中には、1,000万本超えも達成している超人気ソフトもあります。

なぜ、ソフトがこれほどまでに強いのか、色々な分析があると思いますが、「普遍的」なもの「子供時代の楽しさ」を表現している事が強いと言われています。

任天堂の人気ゲームクリエイター「宮本茂」氏曰く、ゲームを生み出すヒントやきっかけは

子供時代に竹林で洞窟を発見した時の思い出との事。
洞窟に入ったところ、感動と神秘さに胸が踊ったとの事だった。
洞窟と神秘=ゼルダの伝説ですよね。

スプラトゥーンもそうですよね。

子供時代に泥んこ遊びをしていた思い出を蘇らせてくれます。
でも実は、こんなに大ヒットしているSwitchでも失敗している面があります。

「Nintendo Labo」です。
ダンボール工作とゲームの融合で、ものづくりの工程を経験できるゲームですが、結果をみると失敗しています。

ちなみに評判は上々です。
大人も子供も楽しめる素晴らしい商品です。
では、失敗の原因はというと

「Nintendo Labo」を販売店に置くスペースがなかったんです。
ゲームはネットで買うのが主流になっており、家電量販店もゲームの販売スペースは縮小しています。
「Nintendo Labo」は、実物を見て経験しないと購入の意思決定がしにくいんです。
そのため、Nintendo Laboは販売戦略を間違えて売り上げ的には失敗しているとの事です。

とはいえ、任天堂はこれを失敗とは思っていません。
「決算資料」にも売り上げが思わしくないことは書かれていません。

ここが任天堂らしいところで、攻めの「ブルーオーシャン戦略」を取っています。

任天堂の新しい価値を創造することに力を入れている任天堂だからこそSwitchといった、今までにないゲームで新しい楽しさを社会に届けています。

Nintendo Laboもこのダンボールとゲームの融合という「新しい楽しさ」だと思います。
失敗はしましたが、Switchで莫大な利益を上げているので、攻めの挑戦ができているんですね。

Part1で上げた通り、スーパーファミコン時代には、天狗になって新しい挑戦をしなかった一面がありましたが、今の任天堂は、天狗になっている雰囲気が一切なく、成功していても攻めの挑戦をやっています。

ソフトの武器

オンライン上で楽しめるイベントを有料コンテンツにしています。
例えば、「マリオテニス エース」では

継続的にオンライン大会を実施しています。
一部、有料化に関しては批判的な意見も多かったのですが、そういった声をなくすための取り組みとしてお金を払う価値があるイベントをオンライン上で開催しています。

CM広告

任天堂のCM広告費は2018年2月のランキングで見ると

94位となっています。
任天堂はCM広告には大きく力を入れていない事がわかります。
詳細な広告戦略についてはわかりませんでしたが、ユニクロのTシャツのコラボといった日常的に目を触れやすくするための広告戦略に大半の宣伝費を投入していると思われます。

副業ぴーのまとめ
・失敗するとの声があっても、成功を信じて世に出してみる
・成功したとしても、天狗にならずに新しい挑戦を繰り出す
・広告の王道であったCMも、時代に合わせて広告戦略を変えている
・ブルーオーシャン戦略が成功すると、莫大な売上を見込めるが、反面、失敗すると大きく売上が低下する恐れがある

次回は、みんなが色々と噂をしている

ZOZOTOWNを運営している株式会社ZOZOについて分析してみます。
株価が下がったとか言われたりしていますが、個人的には絶好調だと思っています。
乞うご期待です。

それではグッドブラック!


telmini cc58
The following two tabs change content below.

木下陽介

最新記事 by 木下陽介 (全て見る)