はひふへほ~ バイキンマンを崇拝するブラック企業社長の濱野です。
世の中には儲かる仕事が山のように転がっています。もちろん規模は大小様々なんですが、「どの仕事をやる」って選ぶのよりも、「誰と一緒にやるか」ってのが超重要です。
その証拠に、優秀なスタッフが入社してくれると一気に会社も伸びるんですが、、、
採用は本当に難しい(´;ω;`)
会社の最難関事項って「優秀なスタッフの採用」ではないでしょうか。そして採用だけでは足りないので、どの企業も業務提携に手を広げます。優秀な人間、優秀な組織と組んで一気に業績をあげようって事ですね。僕が提携で成功しているなぁと思うのは、
イオン : セブン&アイホールディングス
東レ : ファーストリテイリング(ユニクロ)
最近の時代は昔のゴリゴリM&Aよりは、お互いが同等のパートナーの方が結果を出しやすいのかなぁと、なんとなくですが感じています。
小さいながらもセブンコードはいくつか協業・提携等のアライアンスを経験しております。
アライアンスを成功させるのに絶対に必要なことは、やっぱりコレですね。
信頼関係
これしかありません。
信頼関係を築くには「どれだけ時間を使うか」を自分は大切にしています。逆に言えば、僕に時間を使ってくれない人はアライアンスを組んでもうまくいかないなと判断します。
なんでもないような時間をどれだけ共有できるのか。効率化だけ求めて必要最低限の仕事だけではアライアンスは失敗してしまうのではないでしょうか。
効率化を求めるなら受発注の取引で十分です。
相乗効果を目指して何かをつくり上げるなら、絶対に時間を共有し、信頼関係を築く事が必須。
仕事は人間同士でやるのですから、パソコンのようにシステム化したやり方だと上手くいかないよね。

当然ですが、すべてのアライアンス案件で成功するほど世の中は甘くありません。
そこで僕が失敗してきたなかで学んだ事です。アライアンスを組む時の注意しなくてはいけない事、それは
絶対に人間を信用するな
アライアンスが失敗する理由
言ってる事が矛盾していますね。信頼関係が大事と言っておきながら、信用するなって言ってるんですから。
これはですね。人間の記憶力の問題です。「相手を信用するな」ではなく「人間の能力を過信するな」という事です。パソコンではないので人間の記憶力は絶対に信用してはなりません。
協業した当初の立ち上げ時はあまり揉める事はありません。
苦労しながらタッグを組んで何かを作り出す時は「お互いが良い相手に恵まれた」と感謝しながら仕事すると思います。
問題は上手く成功して結果が出た時です。原因は報酬分配ですね。大抵ここで揉めます。
お互い真剣にやってるものですから、俺のほうが頑張ってると感じてしまいます。
人間は都合の悪い事を忘れて、都合の良い事を覚えておくように出来ています。
またアライアンスで何かをやる場合は何が起こるか想定できません。
当初の取り決めや動き方とだいぶ変わっているというのが当たり前ではないでしょうか。
色々な事に対応しながら頑張って、やっと実った成果です。
リスクを負って真剣に頑張った分だけ得た対価はもらいたいのは当然なのです。

アライアンスで失敗しない方法
ガチガチに契約書を組む
当然なんですが、アライアンスを組む時点で信頼関係ができています。なので、結構なあなあにやってしまう事が多いんですよね。そもそも、お互い未知の分野への成功のために一緒に組もうって事が多いですから、ガチガチに契約書を決めるなんて作業はとても負担なのです。
成功するかどうかも分からないし「そんな時間を使っているなら、さっさと成果をあげてしまおうぜ!」というのも本当に良くわかります。
僕が手がけたアライアンスはこんな感じで全て失敗しました。

失敗するかもしれない契約書にコストをかけるってどうなの?
アライアンスと言っても軽いノリの物や、思いつきの物も多いです。また、考えに考えぬいて契約内容を詰めて締結して、いざスタートっていった時に相手が全然動いてくれないって事もザラにあります。
「御社のサービスを代理店でやらしてください!」と話がきて、報酬や契約事項をせっせと時間を掛けて作っても動かない。。。本当に時間の無駄でした。
また、初めにお話したように契約書を作ってスタートしてある程度は事業が形になってきたら、当初の契約内容と実態がかけ離れてきて、結果、揉める。。。。
アライアンスとは相手の力を借りる事で楽になる反面、相手がいる事で面倒な事も増えるのです。
効率的なアライアンスのフロー
参考になるか分かりませんが、僕がアライアンスを組む時のフローです。
数件の成果がでるまで、無償で動く
※この工程をつくる事で、無駄な契約書作成コストを減らします。契約書を作るくらいなら成約5件等上限を決めて無償で動いた方が安いし、実行スピードも早くなるからです。実際に成果に至るまでのアライアンス先と自分の負担になった結果をみて契約書を作る。
※ただ規模が大きくなると契約内容と実態が異なってくるため、月間売上●●万円までと目標と上限を決めて、見直し時期を明確にする目標に達成したら、再度、それまでの成果をあげるまでのお互いが負担した所を見なおして契約書を作成する。
以上となります。
こういった話をするためには、やはり「相手とどれだけ時間を共有できるか」が大切になってきます。
そもそも人間同士の意思疎通は相違があって当たり前です。共に過ごした時間が多くなる分相違が少なくなります。
人間は忘れてしまうから、詳細な取り決めを形に残す
取り決めた事と実態がかけ離れてくる、定期的に話し合いの場を設ける
この2点がアライアンスで失敗しないため、たとえ事業が失敗しても人間関係を悪くしないために必要な事だと学びました。読んで頂いてる方の参考になっていただければ幸いです。
採用、教育で苦戦しまくってる弊社セブンコードですが、アライアンスの成功率は採用よりずっと高いのが自慢です。
どなか一緒に組みませんか? \(^o^)/ とりあえずお茶くらいからという軽いノリでもお待ちしております!
というわけで、今日はこの辺で、グッド、ブラック
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