どうもこんにちわ。
今週の飛べない社畜の時間です。
前話では私、社畜の緒方の入社までの経緯を書きました。
いかにクズ野朗かが、しっかり伝わったと思います。
まだ、見ていない方はぜひ読んでみてください。
このブログはタイトルの通り、【別に何の能力もない社畜がベンチャー企業で金を稼いでやろうじゃないか!】
っていうところから始まっています。
本当に、何も特化していないごく普通の一般人です。
だからこそ、おんなじような境遇の人とか学生とか、いろんな人に見てもらいたい!
そしてゆくゆくは本を出しちゃったりして、映画化していくまで見ています。(笑)
勘違いしていたあの頃
僕がこのセブンコードに入社する際に考えていたことをお話しましょう。
今となっては思い出すだけで「バカじゃないの?って思うのですが。仕方ないので公開しましょう。
入社前の面接の際、僕は「コーダーになりたいです。」と言いました。
今でもはっきり覚えています。
「コーダー」っていうのはデザインをHTMLなどの言語を使ってコーディングする人のこと。
その理由は、「デザインに自信がないから」。
今思うと失笑ものですね・・・
「自分はデザイナーとしての感性がない、一定レベルでは出来るけどプロにはなれないだろう。
でもコーディングなら出来る。しかも目立たない裏方だし。だからコーダーになりたい。」
言い換えればこういうことを言ってたわけです。
もちろん世の中にはしっかりとデザイナーとコーダーを分けているところもあります。多分。
だけど、今の時代マルチに動けないと100%終わります。
だって、実際に入社してから5年で時代はHTMLで必死に組み込むことから、だれでもカンタンにできるワードプレスに移りましたしね。
今後ももっとカンタンに直感的に操作できるCMSが開発されてきて、だれでも簡単にWEBサイトが作れる時代になるでしょう。
そんな時に、バカみたいなこだわりを持ってコーダーを続けていたら職を失うと思います。
「人前に出るのがイヤだから」
「電話に出るのも恥ずかしい」
「静かにデザインだけしておきたい」
こういう意見マジでめちゃくちゃ聞きました。
ほんとにそれでいいの?
昔に「そろばんだけやって行きたい」って言っていた人が今どうなってるかな。会社でそろばんやって給料貰ってる人いる?時代は絶対に変わるから。
もしも会社がつぶれて、デザインで食っていく環境がなくなったとき、応用力がなくてどうやって生きていくの?
うちの代表はそれを口をすっぱくして伝えていますが、なかなか伝わりません。
一つのことをやってればいいっていう時代は終わったと思います。
歯車になりたい人は、大手に入って分業したらいいと思います。
自分の意思でベンチャー企業に入ったのであれば、あらゆることを吸収して、成長につなげるべきだと思う。
ただ俺、5年働いてても数字に関しては全くできてないけどね!
怒られるばかりの毎日!!社畜の調教
思えばこの頃から毎日怒られてたなぁ。
入社したてのころは、営業などはせず、ひたすら制作していました。
制作に関しては多少の知識はあったものの、実際にクライアントのサイトを作ることはほぼ初でした。
なので、めちゃくちゃ力んでいたのを覚えています。
上司や社長から、「まず参考サイトを探せ」と、言われてましたが結構無視していたと思います。
なぜかと言うと「他のサイトを参考にして制作する」というのはデザイナーとしてやっちゃいけないことだと思っていたからです。
もちろん盗作はいけませんよ?
でも、基礎も何もできていないやつが、自分の頭で一から最高のものを作り出そうとすることほどバカなことはありません。
それが出来ないから素人なんです。
まずは基礎を学ぶ。
色使いを知る。
スペースの使い方を覚える。
ちゃんと出来るようになってからそういうことは言えと。
上記のことは、今は僕自身も言うような立場になり、セブンコードに入社した新卒にもみんな言っていました。
素人ほど、へんなデザイナー像にとらわれているのかもしれません。
まず自分は一人前じゃないということを学ぶべし!!
社長から教えてもらったデザインあれこれ
初のデザインの仕事に舞い上がって変に力んでいる新人緒方。
「最高にいいものをつくってやる!」と思いながら黙々と作業するも、一向に進まないデザイン。
トップデザインすら完成しない状況が続き、いよいよ社長に「いつまでやってんの?」と言われました。
俺は「くそ!デザインのことも知らないくせに!実際やってみたらわかるよ。難しいんだよデザインは!」なんて心の中で思っていたと思います。
すると社長は「俺がやるから見ていろ。」と、実際にトップデザインを始めました。
そこで完成したサイトがこのサイトです。
格安電話代行・インターコード
5年も昔なので、今見るとデザインの古さはありますが、青を基調としてしっかりとまとまったデザインです。
このデザインをたったの1~2時間で完成させました。
一方、グダグダと文句を言いながらも全く作業できない、プライドばかり高かった緒方の作ったサイトは・・・
格安電話代行・インターコード
ああぁぁぁ嗚呼ああああ!!恥ずかしい!!!本当に公開したくなかったのですが・・・
見てください、この全く統一性のない色使い!フォントもバランスも何もかもがめちゃくちゃ!
なぜこんなデザインを作ってしまったのか・・・
しかも一週間ほど費やしてますからね。バカなのかと。
僕はデザインを単品単品で作っていました。
バナーならバナー単品で。そして同じ色にしたら目立たないだろうとか考えて、いろんな色を使った。
その結果がこのわけわからんサイトです。
まぁこの結果にあの頃の僕はどう思ったかというと・・・単純に「悔しい」ってことですね。
デザインに少し自信もあったし、気高いものだと思っていました。
それをほんの数時間でパパパっと仕上げたものに圧倒的に負けてしまった事実。
まぁ悔しかった。
だから素直に言われたことを飲み込みました。
この、「むかつくけど反抗しないで飲み込む」ってのも重要な要素の一つかなと思います。
もちろん相手が絶対間違っているときは別ですが、あきらかにこっちの成長のための助言は素直に受け入れるべき。
自分がどれだけプロになって年を重ねてもそう言ってくれる人がいる限り、助言は聞くべき。
まぁ僕は怒られたらすぐに顔に出て、余計相手をイラつかせますけどね!!!
上司からの助言が、どうしても受け入れられない人へ
セブンコード内でもよくあります。
上司や社長が助言してくれることについて、全く守らない人がいます。
(僕は一回反抗してからやり始めます。そしてやってるけど中途半端ということが多いです・・・直さなきゃ・・・)
そういう人に助言を。
僕は怒られた瞬間に心の中で怒りが渦巻きます。
「うるせええぇぇぇえええ!いつもいつもごちゃごちゃ言いやがってよぉおおぉおおお!!かあちゃんみてえだなちくしょう!!!!」
と、闇緒方が目覚めるのです。
でもそこでゲス緒方(天使ではない。)が囁くのです。
「でもさ、緒方の成長のために言ってくれてるわけでしょ?これを守ってレベルアップすれば金稼げるじゃん!!」と。
その脳内やり取りで意識を保つのです。
そう、僕がすべての辛さに耐えるのは「金を稼ぎたいから」という一点のみです。
お金を稼ぎたいから怒られても怒られても立ち上がります。
なんだかんだ書きましたけど、結局目標ですよね。
目標があれば耐えて耐えて耐えて、成功しようと思えるけど、それがなかったら絶対にやめます。
怒られまくって仕事もめっちゃあって、残業ばっかりの毎日なんて耐えれるわけがありません。
今自分で書いてて思いました。
それだわ。うん。
今週の学んだこと
というわけで今週のまとめ!
「夢や目標があったらがんばれる」
セブンコードの社訓にもあるし、偉人や有名人もみんな言います。
夢を持て、目標を持て!
自分の中で何回も復唱して、何回も聞いてきた言葉ですが、なんかやっとわかりました。
「お金稼ぎたい」って立派な目標ですよね・・・
これを達成したいからがんばってるんだわ・・・
ありきたりな言葉だけど、真理だなぁ・・・