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社員はどんどんクビにしろ

はひふへほー!ばいきんまんを崇拝するブラック企業社長の濱野です。

矛盾に思える上の話ですが、社員はどんどんクビにするべきだと思い知るようになりました。
僕が敬愛する経営の神様と言われる故松下幸之助はこうおっしゃってました。

今まで社員をクビにしなかったからこそ苦難を乗り越えた。

僕もこの言葉を胸に社員を大切にし創業から8年くらいは社員をクビにした事がありませんでした。
ただ、深くも考えず【社員をクビにしない】を思考停止状態で守ってたばっかりに社員に負担を強いることになってしまうのです。

社員を大事にするとはなにか

根底には「社員を大事にする」は超必須。

でも、社員と一言にいっても人間ですから多種多様です。
会社を大事にしてくれてる社員から、会社から搾取しようとする輩のような社員がいます。

言わなくてわかると思いますが、会社を大事にしてくれてる社員を会社が大切にするのは当然の事です。
そのために、会社から搾取しようとする社員をどんどんクビにしなければいけません

では、どんな社員がいたのか。

・隙を見て居眠りする。
・自分の成績の事しか考えず、いい加減な報告で営業案件(赤字案件)を獲得してくる。
・裏でさんざん会社の悪口を言う。
・ルールを守らない。するなと言ったことを平気でする。

数えあげればキリがないです。

確信犯的に会社から搾取しようとする人もいれば、病的にルールを守れない人もいました。
先ほども申したように、僕は「社員を大事にする。」クビにはしないと強く思っていた為に対処が遅れました。
会社を大切に思ってくれる優秀な社員は、僕の「社員を大事にする」という気持ちを組み、必死に応えてくれます。

ただ、確信犯的な社員や病的な社員はカンタンには治りません

すべての人に優しさをギブ的な松下幸之助さんの時代や【与え続けなさい】精神の女神マザーテレサの時代とは、今は大きく異なってるのではないかと思うようになりました。

昔は仕事してないと死ぬ時代。生死に関わることが多かった。

だから、会社側の気持ちは100%とは言わずとも恩を感じて会社を大切にしてくれる事もあったのではないでしょうか。

そして、時代云々とは違って最も大きな勘違いをしがちなのは。

【僕は松下幸之助じゃない!】

ましてや、マザーテレサでもない!
そんなに凄くない。力も能力も圧倒的に足りない!!!

ここです!!!

能力が高ければ、会社に恩を感じてくれるでしょう。ルールも守ってくれるでしょう。

大切なのでもう一度言わせてください。

【僕は松下幸之助じゃない!】

見極める線引

今まで僕は、偉人の教えを守って気持ちを強く持てば何とかなると思ってました。
平和と言えど、気持ちだけで何とかなるほど今の時代も甘くありません。

自分の気持ちを優先して、会社を大切にしてくれる社員を不幸にするのは本末転倒です。
社員を大事にするために、何とかしようと試みる事は超絶必須条件で大事。

だけど意地になるのは違う。線引きが大事。

自分の力量、会社の力量をキチンと見定めて社員をクビにする線引きをキチンとする事が必要です。

つまり【大切にする社員を選ぶ】事が、会社を大切にしてくれてる【社員を守る事】になのです。

理想と現実は違う。

クビにしたくなかったら自分が強くなるしかない。
強くもないのに理想にこだわって守るべき会社を大切にしてくれてる社員を不幸にするのは経営者として失格なのです。

では、どうやってバシバシとクビにするか。

僕は色々経験していく上で線引ラインを明確にしていきました。

試用期間を設ける。
法律的には2週間は会社都合で雇用契約を解雇できます。ここで厳しめの課題をだします。

僕の場合は、初めの1週間はテレアポをさせ、会社の理念等の試験をさせました。2周目に採用部署の仕事をさせます。

デザイナーも事務も同じ。みんなはじめはテレアポを経験してもらう。
試用期間で頑張らない人は間違いなく正規雇用したら、もっと頑張らなくなります。

テストは肝です。

表向きは良くても裏で悪口を言ってるケースは少なくありません。
テストはふるいをかけるフィルターとしてはかなり機能してくれました。

試用期間と言えどバシバシとクビを切りました。
少し点数が足りなくて、復活のチャンスをあげたこともありますが、そういった場合は99%は本採用しても欠陥ありです。

1%の当たりを引くパワーが自分と会社にあるのか、守るべき社員を不幸にしないかを良く考えてから惜しくもフィルターで落とされた社員を拾う事をお勧めします。
ただし、その救いあげた社員は99%は不良債権化いたします。

2週間の期間で人の全てを見るのは不可能です。

どんなに注意しても、確信犯的に会社から搾取する人間や病的に迷惑をかける社員はいます。

これはどこの会社も同じです。人がきちんとルールを守るのか。
給料分の責任を持って働いてくれるのかなんて2週間で判断できるわけありません。

2週間くらい頑張れば騙せてしまうでしょ?

ですが、採用したのも会社の責任です。最大現の愛で改善する事に尽くす必要があります。
ただし、どこまでやるかの線引きをしっかりする。

難あり社員が改善されない場合は【あなたの愛は相手にとっては不要な物】であると知るべきです。

本当に社員、会社を大切にするために

無償の愛とか「愛」って言うと万人に受け入れられる素晴らしいものと捉えられがちですが幻想です。
上司の愛はむしろアリガタ迷惑以外の何者でもありません。僕はこの事実を受け入れるのに10年かかりました。

守るべき社員のために、赤字社員にならないために降格させたりするべきです。

居眠り社員だろうが裏で悪口を言う社員だろうが自分が採用した社員なのです。会社の現状を誠意を持って説明する。そして降格や左遷を容赦なくする。
降格や左遷等をして赤字社員を黒字化する事は、会社を大切にしてくれる社員を守る事になります。

また降格や左遷を受け入れてくれて赤字社員から黒字社員化した社員は愛すべき守るべき社員に変わります。
僕のように能力もなく理想だけの思考停止で社員はクビにしないは大切な社員を不幸にします。

理想や愛は大事ですが、能力が足りない分、非情とドライな社員をクビにする明確なフィルターを持つべきです。

クビや降格こそが【会社が潰れない最低限にやるべき事】です。

上記の線引ラインは会社の規模や事業計画によっても変わりますが、
明確なラインを決めてしっかりと採用・不採用だけでなく降格やクビをどんどんやっていく事が必要です。

自分の能力のなさを自覚し、涙を飲みながら、それでも会社に残って頑張ってくれる社員のためにクビを切る。
これが今の時代に会社が生き残っていくための必要最低限なのだと思います。

ブラック企業VSホワイト企業 5月26日

ブラック企業社長のハマノーン

ブラック企業社長のハマノーン

おだやかな心を持ちながら社会への激しい怒りによって目覚めたブラック企業社長である。ペラペラの理想論を振りかざすホワイトヅラした奴らは許すまじ。

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