経理担当の人件費高くないですか!?経理は会社の舵取りに一番大事な仕事です。担当者が辞めて引き継ぎがされなかった日には、社長の業務はすべて止まります。
しかも従業員が少なく、経営陣が経理を兼ねている会社では、月末になると社長や役員が夜な夜な経費精算をしている、なんて話もよく聞きます。そんな会社に向けて、セブンコードが経理の作業を月160〜200時間から70時間以下に減らし、外注費も月50万円から20万円以下にした経理AIの活用方法を紹介します!
- 経理担当が辞めて、仕組みを作り直している経営者
- 人件費を1円でも減らしたい経営者
- 「AIで人を減らせ」と言われて困っている経理担当
- 経理の人件費が月いくら減るか、自分で計算できる
- 何人分の仕事がAIに移るかわかる
- 今使っている経理アプリとAIを連携して、作業を減らせる
目次
経理はどこまでAIに投げられる?
経理でAIに投げられるのは「打つ・探す・写す・突き合わせる」の4つ。「これ経費?」の判断と、例外の処理、最後の責任は人に残ります。
ハマノーンで、経理のどこまでをAIがやってくれるんだ?
すずき全部ではありません。仕事ごとに「AIでいける」と「人が要る」に分かれます。
ハマノーンどれがどっちなのか、ワシにも分かるように教えてくれ。
すずき表にまとめました。
| Lv | 中身 | 経理だと |
|---|---|---|
| Lv1 | 会計ソフト・周辺ツールの自動化 | 明細の自動取り込み、領収書の読み取り、仕訳の候補 |
| Lv2 | 生成AIで判断と確認を助ける | 勘定科目の相談、チェック、月次のコメント |
| Lv3 | 回す人 | ルール設定、例外の処理、月末の確認 |
経理の仕事を1か月分並べて、どのLvでやるかを整理するとこうなります。
| 業務 | AI任せ度 | どのLvでやるか | 人に残ること |
|---|---|---|---|
| 銀行・カード明細の取り込みと仕訳 | Lv1 | 最初のルール設定、例外の判断 | |
| 領収書・請求書の読み取り | Lv1 | 読み取りミスの確認 | |
| 経費精算のチェック | Lv1+Lv2 | 差し戻し、承認 | |
| 請求書の発行 | Lv1 | 金額や条件が変わったときの修正 | |
| 入金の消し込み | Lv1 | 一部だけの入金、名義が違う入金 | |
| 勘定科目に迷う取引 | Lv2 | 最終判断 | |
| 月次の集計・前月比のチェック | Lv1+Lv2 | 数字の読み解き、経営判断 | |
| 支払い(振込) | Lv1 | 最終承認は必ず人 | |
| 決算・税務申告・税務相談 | ― | 税理士の仕事(セブンコードの経理チームの税理士が対応) |
AIが得意なのは「打つ・探す・写す・突き合わせる」
明細を見て仕訳を入れる。領収書の日付と金額を写す。入金と請求書を1件ずつ突き合わせる。経理の時間の大半は、こういう「同じことの繰り返し」です。ここはAIが一番強いところで、人より速く、疲れて間違えることもありません。
ハマノーン疲れないし、残業代もかからない。最高じゃないか。
すずきただ、AIは判断まではしてくれません。そこは人の仕事です。
人が要るのは「判断・例外・責任」
次のような場面は、AIだけでは決められません。
- 社長のカードで、私用と会社の支払いが混ざっている
- 取引先が請求額と違う金額を振り込んできた
- 「この飲み会、経費で落ちる?」と聞かれる
- 振込ボタンを最後に押す
ハマノーンじゃあ「この打ち上げ代は経費になるか」も、AIに聞けば決めてくれるのか?
すずき候補は出してくれますが、決めるのは人です。税金が絡むなら税理士に確認です。
AIは候補を出してくれますが、決めて責任を持つのは人です。ここを空けたままにすると、決算の前に税理士から質問の山が届きます。
セルフチェック:あなたの会社はどのLvまで必要?
当てはまるものを数えてください。
- 月の仕訳が100件を超えている
- 領収書の提出が月末にまとめて来る
- 会計ソフトに「未処理」の明細が溜まっている
- 経理を社長か、ほかの仕事と兼務の人がやっている
- 経理担当が1人しかいない
- 請求書の発行を手作業でやっている
- 入金の確認に毎月半日以上かかる
- 月次の数字が出るのが翌月の中旬以降
- 経理のやり方を知っているのが1人だけ
- AIを使ってみたいが、設定する時間がない
- 0〜2個:Lv1(会計ソフトの自動化)だけで十分楽になります
- 3〜5個:Lv2(生成AI)まで入れると、月の作業がかなり減ります
- 6個以上:足りないのはツールではなく「回す人」です
ハマノーンうち、10個全部当てはまったぞ。
すずきそれはツールより「回す人」が足りていない状態です。
ハマノーンじゃあ、どうすればいいんだ?
すずきLv3を外に任せる手があります。
会計ソフトのルール設定から、領収書の催促、月末の確認まで。経理の「回す人」をまるごと担当します。
月額1980円〜まるっとサポート
無料で相談してみるLv1:その会計ソフト、AIとつながってますか?
会計ソフトは乗り換えなくて大丈夫。今のソフトの自動化機能で、Lv1はつくれます。主な会計ソフトで生成AIと公式につながるのは、2026年9月時点でfreee会計とマネーフォワード クラウド会計です。
ハマノーンAIを使うなら、会計ソフトを乗り換えないといけないのか?
すずきいえ、今のソフトのままで大丈夫です。
ハマノーン乗り換えの手間もお金もかからないなら、ワシは大歓迎だ。
どの会計ソフトでも、Lv1はつくれます。下の表は、各社が公式に出しているAIの機能・連携をまとめたものです(2026年9月29日に各社の公式サイトで確認)。
| ツール | ツール内のAI機能 | 生成AIとの公式連携 | 公式の根拠 |
|---|---|---|---|
| freee会計 | freee AIアシスタント | freee MCP、AIアシスタント | |
| マネーフォワード クラウド会計 | AI-OCRから入力(修正内容を学習)、連携明細の勘定科目の自動提案 | MCP、公式GPT | |
| 弥生会計(Next・オンライン) | AIによる勘定科目の推測、AI取引入力、証憑の自動読み取り | 弥生会計 Next | |
| 勘定奉行クラウド | 奉行AIチャット、AI-OCRオプション(読み取りから仕訳を自動起票) | 勘定奉行、奉行AIチャット | |
| 楽楽精算 | AI-OCR、伝票作成AIエージェント、申請レビューAIなど | 楽楽精算 | |
| バクラク | バクラクAIエージェント(経費精算・仕訳・入金消込) | バクラク | |
| TOKIUM | TOKIUM AI明細入力、AI経費承認、AI請求照合など | TOKIUM | |
| Bill One | AI自動起票(明細ごとに勘定科目・税区分を判定)、AI自動照合 | Sansan |
○=公式で提供/×=公式の提供を確認できなかったもの。MCPは、ChatGPTやClaudeなどの生成AIから外部のサービスを操作するための仕組みです。
公式の生成AI連携がないソフトでも困りません。明細や仕訳をCSVで書き出せば、Lv2の生成AIでチェックや集計ができます。
会計ソフト×AIの自動化は5ステップ
会計ソフト×AIの自動化でやることは5つだけ。①口座・カードをつなぐ ②毎月同じ取引をルールにする ③領収書の入り口を1つにする ④例外だけ人が見る ⑤月末にチェックする。
ハマノーンなら、今日中に全部設定しといてくれ。
すずき1日では終わりません。でも手順は5つだけなので、順番に説明します。
入ってくるお金と出ていくお金を、全部ソフトに自動で流し込みます。法人口座、会社のクレジットカード、使っていればAmazonビジネスやPayPayなどの決済サービスも。手で入力する取引をゼロに近づけるのが最初のゴールです。
家賃、通信費、サブスクなど、毎月同じ相手に同じ金額を払う取引は、ルールを1回作れば次から自動で仕訳されます。最初の1〜2か月でルールを作り込むほど、3か月目から一気に楽になります。
ハマノーンルールって、AIが勝手に覚えるんじゃないのか?
すずき最初の1〜2か月は、人が「この取引はこの科目」と教える必要があります。
ハマノーン新人の教育と同じだな。
すずきそうです。そのかわり、一度覚えたら辞めません。
「紙で出す人」「メールで送る人」「LINEで送る人」がいると、集めるところで詰みます。入り口は1つに決めます。
- 紙の領収書 → スマホで撮影してアップロード
- メールで届く請求書 → 専用のアドレスに転送
- PDF → 決めたフォルダに入れる
読み取りはAIがやります。人は「読み取りが合っているか」だけ見ます。
自動で仕訳できなかった明細は「未処理」として溜まります。これを週に1回、15分で片づける時間を決めます。月末にまとめてやろうとすると、100件を超えて見る気がなくなります。
- 未処理の明細が0件か
- 領収書が添付されていない経費がないか
- 仮払金・立替金が残っていないか
- 売上と入金が合っているか
- 前月と比べて大きく動いた科目がないか
ソフトごとの設定ポイント
- freee会計:口座を同期すると、明細が「自動で経理」の画面に入ってきます。毎月同じ取引は「自動登録ルール」に登録。領収書は「ファイルボックス」にアップロードすると、日付と金額で明細と照合されます
- マネーフォワード クラウド会計:「データ連携」から銀行・カードを登録し、「連携サービスから入力」で仕訳にします(勘定科目は自動で提案)。毎月同じ取引は「自動仕訳ルール」。領収書は「AI-OCRから入力」でアップロードすると、仕訳の候補ができます
- 弥生会計 Next:金融機関連携で明細を自動取得し、「仕訳ルール」で自動仕訳。証憑は「弥生証憑 Next」にアップロードすると、読み取って取引を作ります。弥生会計 オンラインは「スマート取引取込」と「スマート証憑管理」
- 勘定奉行クラウド:金融機関の入出金データを自動取得して仕訳を作成。証憑の読み取りは有料の「AI-OCRオプション」
画面やメニューの名前は変わることがあります。各社の公式ヘルプもあわせて確認してください(2026年9月時点)。
Lv2:ChatGPTやClaudeは経理の「相談役」
ChatGPTやClaudeの出番は、勘定科目の相談、数字のチェック、月次のコメント作り。つまり「相談役」と「チェック係」です。会計ソフトとつながるものもありますが、経理の丸投げはできません。
ハマノーンChatGPTに「経理やっといて」と頼めば終わりじゃないのか?
すずき丸投げはできません。会計ソフトとつなげられるものもありますが、使い方は相談役とチェック係です。
ChatGPT・Claude・Gemini・Microsoft Copilot などの生成AIは、主に会計ソフトの「外側」で経理を助けてくれます。ソフトの中のAIが「作業係」なら、生成AIは「相談相手」と「チェック係」です。
経理で生成AIが使える5つの場面
- 勘定科目に迷う取引の相談:「この支出は何の科目?」を聞く
- 摘要の書き方をそろえる:担当者ごとにバラバラな摘要を統一する
- CSV・Excelの整形:銀行の明細やネットショップの売上データを、会計ソフトに取り込める形に直す
- 経費精算のチェック:社内の経費規程と照らして、ルール違反っぽいものを洗い出す
- 月次のコメント作成:試算表の前月比から「何が増えて、なぜか」の下書きを作る
そのまま使えるプロンプト例
あなたは中小企業の経理担当です。次の取引の勘定科目の候補を3つ挙げ、
それぞれを選ぶ理由と、判断に必要な追加情報を教えてください。
最終判断は顧問税理士に確認する前提で答えてください。
取引:〔日付〕〔支払先の業種〕〔金額〕〔内容〕
次の経費規程と経費精算の一覧を照らし合わせて、
規程に合っていない可能性がある行を理由つきで表にしてください。
【経費規程】(貼り付け)
【経費精算の一覧】(CSVを貼り付け。氏名は社員番号に置き換え済み)
次の試算表(今月・前月)を比べて、前月比で20%以上動いた科目を挙げ、
考えられる理由を箇条書きにしてください。
断定せず「確認すべき点」として書いてください。
ハマノーンこれなら、勘定科目に迷ったときにまずAIに聞けるな。
すずきはい。ただ、最後に決めるのは人で、税金のことは税理士です。そのための一文もプロンプトに入れてあります。
やってはいけない使い方
- 取引先名・口座番号・個人名をそのまま貼らない。社員番号や「A社」に置き換える
- AIの答えをそのまま申告に使わない。税務の判断は税理士に確認する
- 社内のルールを先に決める。どのAIを、誰が、どのデータで使っていいか。法人向けのプランや設定なら、入力したデータはAIの学習に使われません(ChatGPTはBusiness・Enterprise、ClaudeはTeam・Enterprise、GeminiはGoogle Workspace版、Microsoft Copilotは職場のアカウント。2026年9月時点の各社公式の説明)。無料版や個人向けのプランは、設定しだいで学習に使われることがあります
Lv3:ソフトもAIも入れたのに経理が回らない5つの理由
ソフトとAIがそろっても、「回す人」がいなければ経理は止まります。止まる理由は、だいたいこの5つです。
ハマノーンソフトも入れた、AIも入れた。これで経理はほったらかしでいいな!
すずき社長、会計ソフトに未処理の明細が132件たまってます。
ハマノーン……なんでそうなるんだ。
すずき原因はだいたい次の5つです。
① 最初のルール設定をやる人がいない
自動仕訳のルールを作るには、最初の1〜2か月、明細を1件ずつ見て覚えさせる手間がかかります。忙しい社長も、辞める予定の担当者も、ここに時間を割けません。ルールがないAIは、ずっと賢くなりません。
② 領収書が集まらない
ハマノーン領収書なら、ワシの財布に全部入ってるぞ。
すずき財布の中にあるうちは、経理からは見えません。月末までに出してください。
営業の領収書は財布の中、社長の領収書はカバンの底。入り口を決めても、出す人が出さなければ終わりです。「催促する人」がいないと、月末に一気に来て、一気に詰まります。
③ 例外処理が溜まる
会計ソフトを開くと「未処理 132件」。そっと画面を閉じる。経理のAI化が止まる瞬間は、だいたいこれです。
すずき社長、昨日もその画面を閉じてましたよね。
ハマノーン……見なかったことにした。
④ 月末の確認を誰もやらない
自動で仕訳されているから大丈夫、と思っていたら、決算前に税理士から「この仮払金は何ですか」と50件の質問が届く。確認しないAIの仕訳は、後で全部人がやり直すことになります。
⑤ 担当者が辞めると、ルールごと消える
どの取引をどのルールで処理しているか、知っているのが1人だけ。その人が辞めた瞬間に、仕組みごと止まります。冒頭の「経理担当が辞めた」はまさにこれです。
ハマノーンつまり、ソフトとAIがあっても、回す人がいないと止まるってことか。
すずきそうです。Lv1とLv2はお金で買えますが、Lv3は人が要ります。
ハマノーンなら、経理担当を1人雇うか。
すずき採用には時間がかかりますし、社会保険料も払います。辞めたらまたゼロからです。
ハマノーン……じゃあ、外に任せるしかないか。
すずきはい。その「回す人」を1時間単位で貸しているのが、社畜るです。
Lv1(ソフト)とLv2(生成AI)はお金で買えます。Lv3(回す人)だけは、人がいないと始まりません。
ルール設定、領収書の催促、未処理の片づけ、月末の確認。Lv3をまるごとウチが引き取ります。
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無料で相談してみる【実例】セブンコードは経理の外注費を月50万→20万以下に削減
セブンコードは、マネーフォワード×AIで経理の作業を月160〜200時間から70時間以下へ。経理まわりの外注費も、月50万円ほどから20万円以下まで減りました。
ハマノーンで、ワシらの会社の経理はどうなってるんだ?
すずき毎月の決算を、赤字の月も含めてブログで公開してますよね。あれは経理が毎月きちんと締まっているからできることです。
ハマノーン赤字まで出してるのは、ワシの趣味だけどな。
セブンコードの経理は、この記事のLv1〜Lv3のとおりに回しています。
- Lv1(会計ソフト):マネーフォワード クラウド会計。経費の領収書はスマホで撮ってフォルダに入れるだけで、自動で仕分けされます
- Lv2(AI):マネーフォワードの数字をAIが確認して、キャッシュフロー計算書(C/S)・貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)を作成。各部署の月報シートへの数字の入力もAIです。入金がない取引先へのメールの送信も、AIで自動化しています
- Lv3(人):AIが作った数字は、公認会計士と税理士がいる経理チームが確認してから使います
その結果、経理の作業は月160〜200時間から70時間以下に減りました。外注費も、月50万円ほどから20万円以下になりました。
特に効いたのは、次の2つの作業がなくなったことです。
- 仕訳:明細や領収書から、AIが仕訳を作る
- マネーフォワードの数字を、部署月報のスプレッドシートに転記する作業:AIが数字を拾って入力する
毎月、人が手で打っていた「写す」仕事が、そのまま消えました。
ただし、最初からうまくいったわけではありません。最初は、自社のC/S(キャッシュフロー計算書)のルールを確認しないまま自動化しました。初月は数字が合ったのに、2か月目からまったく合わなくなりました。原因は設計不足です。最初に仕組みを作った担当者はすでに辞めていて、なぜそのルールなのかを誰も説明できませんでした。そこでルールを一から設計し直し、AIが扱いやすい形に組み直して作り直しています。
ハマノーン2か月目から合わないって、一番こわいやつじゃないか!
すずきはい。作った人が辞めていて、誰も中身を説明できませんでした。
ハマノーン……それ、うちで何回目だ?
すずきなので、AIの前に「ルールの設計」が要ります。ここがLv3の仕事です。
この経理チームは、チームごと御社にご提案できます。
ハマノーン外注費が50万から20万以下! ワシの給料を半分にしたときより効いてるぞ!
すずき比べるところ、そこじゃないです。
セブンコードは毎月の決算を公開しています(→月次決算の一覧)。赤字の月も出しています。経理が回っていないと、毎月これは出せません。
経理の人件費はいくら減る?何人分の仕事が浮く?
経理のAI化で浮く仕事は、月160〜200時間が70時間以下になった場合で0.6〜0.8人分です。ただし浮いた人をすぐに解雇はできないので、採用を減らす・別の仕事に回す形で人件費を下げます。
ハマノーン前置きはいい。で、結局何人クビにできるんだ?
すずきその前に、今の経理にいくらかかっているかを計算します。
いまの経理の人件費を出す
経理担当の人件費は、給料だけではありません。会社が払う社会保険料などの負担が上に乗ります。
経理の人件費(月)= 月給 × 人数 × 会社負担の上乗せ分
会社負担の社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険など)は、給料の約16%です(東京・一般の事業で、40歳未満なら約15.7%、介護保険がかかる40〜64歳なら約16.5%。2026年度の協会けんぽの料率などから計算。業種・地域・年齢で変わります)。
例:月給25万円の経理担当が1人いる会社
25万円 × 1人 × 1.16 = 月29万円
兼務の場合は、経理に使っている時間の割合をかけます。社長が経理を兼務しているなら、社長の時給で計算してみてください。たいてい一番高い経理担当になっています。
ハマノーンワシの時給で計算したら、経理が一番高くついてるじゃないか。
すずき社長が夜中に領収書を打つのが、会社で一番高い経理になっているということです。
AIで何時間浮くかを出す
業務ごとに「今の時間」と「AI化した後の時間」を並べます。下はセブンコードの実際の変化です。自社の数字は、実際にかかっている時間で入れてください。
| 業務 | AI化する前 | AI化した後 |
|---|---|---|
| 仕訳 | 人が明細・領収書を見て入力 | AIが仕訳を作り、人は確認だけ |
| 部署月報への転記 | マネーフォワードの数字を人がスプレッドシートに転記 | AIが入力(転記の作業はゼロ) |
| 領収書の整理 | 人が集めて入力 | 写真をフォルダに入れるだけで自動で仕分け |
| 財務3表(C/S・B/S・P/L) | 人が作成 | AIが作成し、経理チームが確認 |
| 未入金の連絡 | 人が確認してメール | AIでメールを送信 |
| 経理の作業時間(月) | 160〜200時間 | 70時間以下 |
何人分の仕事が浮くか(=何人クビにできる、とハマノーンは言う)
浮く人数 = 浮いた時間 ÷ 1人の月の労働時間(例:160時間)
セブンコードの場合(経理の作業が月160〜200時間から70時間以下に減った)
(160〜200時間 − 70時間)÷ 160時間 ≒ 0.6〜0.8人分
ハマノーン0.8人分浮くなら、1人クビだな!
すずき0.8人は切れません。
ハマノーンなら、その人の給料を0.8人分だけ減らす。
すずきそれも会社の都合だけではできません。次の見出しで説明します。
【注意】AIを入れたから、という理由でクビにはできない
ここは真面目に書きます。日本では、会社が社員を自由に解雇することはできません。労働契約法16条で「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない解雇は無効」と定められています。人員削減のための解雇(整理解雇)は、人員削減の必要性・解雇を避ける努力・人選の合理性・手続きの妥当性の4つを総合して判断されます(厚生労働省委託の相談センターの説明)。
「AIを入れたので明日から来なくていい」は、まず通りません。
ハマノーンクビにできないなら、AIを入れても意味がないじゃないか。
すずき意味はあります。浮いた時間の使い方を変えるんです。
浮いた人件費の使い道
- 辞めた人の補充をしない:退職や異動で空いたポジションに、次の人を採用しない
- 売上につながる仕事に回す:経理で浮いた時間を、営業や顧客対応に使う
- 残業を減らす:月末の残業代がそのまま減る
ハマノーンなら、来年の新卒採用を1人減らそう。
すずきいいと思います。足りない分は、新卒を雇う代わりに社畜るに外注してください。社会保険料もかかりません。
Lv3は誰に回させる?採用・社内・外注の月額を徹底比較
選択肢は4つ。①経理担当を採用 ②今の社員+ツール+AI ③人の経理代行 ④人×AIの経理代行。月70時間なら④は月21万円で、月給25万円の担当者を1人雇う(社会保険料込みで月29万円)より安く済みます。
ハマノーン結局、誰に経理を任せるのが一番安いんだ?
すずき4つの方法を並べて比べます。
| ①経理担当を採用 | ②今の社員+ツール+AI | ③人の経理代行 | ④人×AIの経理代行 | |
|---|---|---|---|---|
| 月額の目安 | 給与+社会保険料(約16%)+採用費(経理の平均年収は549万円/求人広告費は1人あたり平均32万円) | ツール代+担当者の時間 | 記帳だけなら100仕訳で月5千〜2万円程度/時間制なら30時間で月10〜15万円程度 | 人の作業1時間3,000円(社畜る) |
| 人件費との差 | ― | 担当者の時間ぶん | 任せる範囲しだい | 例:月70時間なら月21万円(社会保険料なし) |
| 始めるまで | 採用に数か月 | すぐ(設定に1〜2か月) | 引き継ぎの期間が必要(事業者による) | 最短3日 |
| 社内の手間 | 教育・管理 | 大きい | 小さい | 小さい |
| 辞めるリスク | あり | あり | なし | なし(担当が変わらない) |
| 向いている会社 | 仕訳が多く、社内に置きたい | 担当がいて、覚える時間もある | 作業を丸ごと外に出したい | 担当がいない、社長が兼務、AI化も一緒に進めたい |
平均年収はdoda 平均年収ランキング(経理)、求人広告費はマイナビ 中途採用状況調査2026年版(管理・事務)、経理代行の料金は各社の公式料金ページ(2026年9月時点)より。
AI化した後の70時間を外に出すといくら?
70時間 × 3,000円 = 月21万円
セブンコードの外注費が月50万円から20万円以下になったのと、ほぼ同じ計算です。先ほどの「月給25万円の経理担当」の人件費(会社負担込みで約29万円)と比べても、AIで作業を減らしたあとの時間だけを外に出すほうが安くなります。経理のために1人を雇う必要はありません。しかも人×AIの代行では、まず人が回して、繰り返しの作業をAIに移していくので、月日がたつほど同じ時間でできる量が増えていきます。
ハマノーン月21万円なら、経理担当を1人雇うより安いな。
すずきしかも教える手間がかからず、辞める心配もありません。
向いていない会社もあります
- 仕訳が月数十件で、社長が10分で終わらせている → Lv1だけで十分です
- 紙の書類を一切デジタルにしたくない → AIの効果がほとんど出ません
ハマノーンワシの会社はどうだ?
すずきどれにも当てはまらないので、向いてます。
税理士の仕事まで外注できる?経理の線引きとは
申告・税務書類の作成・税務相談は、税理士にしかできません。ただしセブンコードの経理チームには税理士がいるので、税務までまとめて任せられます。記帳、請求書の発行、経費精算のチェックなどは、もちろん外に出せます。
ハマノーンなら、税理士との契約も切っていいな?
すずき申告や税金の相談は、税理士にしかできない仕事です。ただ、ウチの経理チームには税理士がいるので、まとめて任せることもできます。
ハマノーン窓口がひとつになるなら、ワシは楽でいい!
税理士にしか頼めない仕事
税務申告(税務代理)、税務書類の作成、税務相談は、税理士法で税理士(税理士法人)にしかできない仕事と決められています。お金をもらわなくても、税理士でない人がやれば違反です(国税庁「税理士業務とは」)。
一方、記帳(仕訳の入力)は、この税理士の独占業務には含まれません。請求書の発行、経費精算のチェック、入金の確認なども同じです。
セブンコードの経理チームには公認会計士と税理士がいるので、日々の経理から申告までまとめて対応できます。申告などの税務は、チームの税理士が担当します。今の顧問税理士との契約を続けたい場合は、申告だけ顧問税理士に渡す形でも大丈夫です。
社内に残すべき仕事
- 支払いの最終承認(振込ボタンは社内の人が押す)
- 経営判断(数字を見てどうするか)
- 会計ソフトの管理者権限
ハマノーン振込ボタンくらい、押しておいてくれ。
すずきお金を動かす最後のボタンは、社長が押してください。そこは外に出してはいけないところです。
経理代行を選ぶときの確認ポイント
- 今の会計ソフトのまま頼めるか
- AIが処理した内容を、人が確認しているか
- どこまで任せられるか(記帳だけか、請求書・支払いの準備までか)
- 料金は「時間」「仕訳数」「月額固定」のどれか
- 申告まで頼めるか(税理士がいるか)、顧問税理士とどう連携するか
- 担当者が変わらないか
- お金の情報をどう守るか(権限の分け方、機密情報の扱い)
よくある質問
できません。明細の取り込みや読み取り、仕訳の候補づくりはAIでかなり自動化できますが、例外の判断や最終確認、支払いの承認は人が必要です。AIと人の両方をそろえるのが現実的です。
AIを入れたという理由だけで解雇することは、原則としてできません。解雇には客観的に合理的な理由と社会通念上の相当性が必要です(労働契約法16条)。浮いた時間は、退職者の補充をしない、別の仕事に回す、残業を減らす、といった形で人件費の削減につなげます。
勘定科目の候補を出したり、CSVを整えたりはできます。ただし最終判断は人が行い、税務の判断は税理士に確認してください。取引先名や口座番号はそのまま入力しないようにしましょう。
freee会計とマネーフォワード クラウド会計は、Claude などの生成AIから操作するための公式の仕組み(MCP)を出しています。マネーフォワードには ChatGPT 向けの公式GPTもあります(2026年9月時点)。弥生会計はソフトの中にAIの勘定科目推測などがありますが、生成AIとの公式の連携は確認できませんでした。公式の連携がないソフトでも、CSVを書き出せば生成AIでチェックや集計ができます。
乗り換えは必要ありません。どの会計ソフトでも、口座連携と自動仕訳のルールづくりから始められます。
税務申告や税務相談は、税理士にしかできない仕事です。セブンコードの経理チームには税理士がいるので、申告までまとめて任せられます。今の顧問税理士を続けたい場合は、日々の経理をセブンコード、申告を顧問税理士、という分担もできます。
日々の記帳・請求書の発行・入金の確認・経費精算のチェックから、財務3表の作成まで、経理まわりの業務をまとめてお引き受けします。申告などの税務は、経理チームの税理士が担当します。人が動く作業は1時間3,000円で、契約時間の中なら業務の入れ替えも自由です。
まとめ
経理AIとは、領収書や請求書の読み取り、銀行明細からの仕訳、経費精算のチェックなど、経理の定型作業をAIで自動化することです。中小企業の経理は、①会計ソフトの自動化機能、②生成AIによる判断の補助、③確認と例外処理をする人、の3つをそろえて初めて回ります。AIで浮いた時間は、解雇ではなく、採用を減らす・別の仕事に回す・残業を減らすことで人件費の削減につなげます。
Lv1の会計ソフトと、Lv2の生成AIはお金で買えます。Lv3の「回す人」だけは、人がいないと始まりません。セブンコードの「AI×人の業務代行」は、このLv3を経理チームごと引き受けるサービスです。
ハマノーンつまり、クビにはできないけど、人を増やさずに済むってことだな。
すずきはい。そしてLv3は外に任せられます。
ハマノーンよし、社畜るに投げるか!
すずき投げてください。
ハマノーンでは、今日はこの辺で、GOOD BLACK😈
どこをAIに任せて、どこを人がやるか。Lv3が空いているなら、ウチが引き取ります。
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