SNS担当の人件費、ちゃんと元が取れてますか!?SNSは、会社の顔を毎日タダで見せられる数少ない場所です。担当者が辞めて更新が止まった日には、最後の投稿が半年前のアカウントだけが残り、採用の応募者にも取引先にも「この会社、大丈夫?」と思われます。
しかも少人数の会社では、社長が夜中にスマホで投稿文をひねり出し、他社のアカウントを眺めて落ち込んでいる、なんて話もよく聞きます。そんな会社に向けて、他社調査から「何が伸びるか」を考え、投稿するところまでAIに任せているセブンコードのSNS運用AIの活用方法を紹介します!
- SNSを自分で回すか、外に丸投げするかで迷っている経営者
- SNS担当が辞めて、アカウントが止まっている会社の経営者
- 「AIで投稿を楽にしろ」と言われたが、どこまで任せていいか分からない担当者
- SNS運用の人件費が月いくらか、何人分の仕事がAIに移るかを自分で計算できる
- 今使っているSNSや管理ツールとAIを組み合わせて、他社調査から投稿までの手間を減らせる
- AIに任せていいところと、人が見ないと炎上するところの線が引ける
目次
SNS運用はどこまでAIに投げられる?
SNS運用でAIに投げられるのは「調べる・考える・書く・作る・振り返る」の5つ。会社として何を言っていいかを決めること、投稿前の最終確認、炎上したときの判断は人に残ります。
ハマノーンはひふへほ〜ん。SNSなんて、AIに「バズらせといて」と言えば終わりだろう?
すずきイ〜! 社長、半分は合ってます。調べるのと書くのは、AIがかなり速いです。
ハマノーン残りの半分はなんだ。
すずき「それ、会社として言っていいの?」を決めるところです。そこはAIには決められません。
| Lv | 中身 | SNS運用だと |
|---|---|---|
| Lv1 | SNS・管理ツールの自動化 | 予約投稿、分析画面、ツールに入っているAIでの文案・画像づくり |
| Lv2 | 生成AIで作業と判断を助ける | 他社調査の整理、投稿文の下書き、数字の振り返り、返信文の下書き |
| Lv3 | 回す人 | 方針と言ってはいけないことを決める、投稿前の確認、炎上したときの判断 |
SNS運用の1か月を作業ごとに並べて、どのLvでやるかを整理するとこうなります。
| 作業 | AI任せ度 | どのLvでやるか | 人に残ること |
|---|---|---|---|
| 他社・業界の投稿を調べる | Lv2 | どの会社を「お手本」にするか決める | |
| 何が伸びているかを整理する | Lv1・Lv2 | 自社に合う型かどうかの判断 | |
| 投稿の企画を出す | Lv2 | 会社として出していいネタかの判断 | |
| 投稿文を書く | Lv1・Lv2 | 事実・数字・表現の確認 | |
| 画像・動画を作る | Lv1・Lv2 | 権利(著作権・肖像)の確認 | |
| 予約投稿 | Lv1 | 投稿してよいかの最終OK | |
| コメント・DMへの返信 | Lv1・Lv2 | クレーム・個人情報が絡む返信 | |
| 数字の振り返り | Lv1・Lv2 | 次に何を変えるかを決める | |
| 炎上したときの対応 | ― | 謝るか、消すか、黙るかの判断 |
AIが得意なのは「調べる・考える・書く・作る・振り返る」
他社の投稿をたくさん見て、伸びている型を整理する。そこから企画を出して、文章を書き、画像を作る。投稿した後は数字を並べて、次の手を考える。SNS運用の時間のほとんどは、この繰り返しです。AIは何十社分の投稿を見ても飽きませんし、文案を10本出せと言えば10本出してきます。
ハマノーン飽きない! 文句も言わない! すげ〜!! ワシの理想の部下だ!
すずき部下じゃないです。それに、AIは自分の書いた投稿が会社に迷惑をかけるかどうかまでは気にしてくれません。
人が要るのは「言っていいか・本当か・権利は大丈夫か」
次のような場面は、AIだけでは決められないか、平気で踏み抜きます。
- 新商品の発表日を、まだ社外に出していないのにAIが投稿文に入れてくる
- 「業界No.1」「必ず痩せる」など、根拠のない言い切りを書いてくる
- 伸びている他社の投稿を、ほぼそのまま言い換えただけの文案を出してくる
- 取引先や社員の顔が写った写真を、許可を取らずに使おうとする
- 怒っているお客さんのコメントに、明るいテンプレで返事をしようとする
ハマノーン「業界No.1」くらい、景気よく書いておけばいいだろう。
すずき根拠がないと、景品表示法の不当表示になりかねません。ダメです。
ハマノーン景気よく書いたら怒られるのか……。
AIは「ウケそうな言葉」を選ぶのは得意ですが、「それを会社として言っていいか」は判断できません。だから、投稿の前に人の確認を1段だけ残します。
セルフチェック:あなたの会社はどのLvまで必要?
当てはまるものを数えてください。
- 最後の投稿から1か月以上たっているアカウントがある
- 社長か役員が、自分で投稿文を考えている
- SNSのログイン情報とやり方を知っているのが1人だけ
- 他社のアカウントを見るたびに「うちも何かやらないと」と焦る
- 投稿のネタ出しに、毎回1時間以上かかる
- 何を言ってはいけないか(NG)のルールが文章になっていない
- 投稿の数字を見ても、次に何を変えればいいか分からない
- コメントやDMに返信できずに放置している
- SNS管理ツールを入れたが、予約投稿にしか使っていない
- AIを使ってみたいが、設定する時間がない
- 0〜2個:Lv1(SNSや管理ツールの機能)だけで十分楽になります
- 3〜5個:Lv2(生成AI)まで入れると、調べものと下書きがかなり減ります
- 6個以上:足りないのはツールではなく「回す人」です
ハマノーン6個以上の会社なんて、そうそうないだろう。
すずき社長が夜中に投稿を考えている会社なら、けっこう付くはずです。
ハマノーンそんなに付くのか。
すずきそういう会社のLv3は、外に投げる手があります。ウチが引き取れます。
Lv1:そのSNS管理ツール、AIとつながってますか?
SNS運用のツールは乗り換えなくて大丈夫です。主なSNSや管理ツールにはもうAIの機能が入っていて、ChatGPTやClaudeなどの生成AIと公式につながると確認できたのは、2026年10月時点でCanva・Buffer・Hootsuiteの3つでした。
ハマノーンAIでSNSをやるなら、流行りのツールに全部乗り換えないといけないのか?
すずきいえ。今使っているSNSとツールのままで大丈夫です。
ハマノーンなんだ、乗り換えなくていいのか。
すずきはい。まずは、今のツールにどんなAIが入っているかを見ておきましょう。
下の表は、各社が公式に出しているAIの機能と、生成AIとの連携をまとめたものです(2026年10月2日に各社の公式サイト・公式ヘルプ・公式ニュースで確認)。
| ツール | ツール内のAI機能 | 生成AIとの公式連携 | 公式の根拠 |
|---|---|---|---|
| Instagram・Facebook | Meta AI(アプリ内のAIアシスタント。アイデア出し・文章や画像の作成。2025年11月25日から日本で段階的に提供) | Meta AIを日本で段階的に提供開始 | |
| X | Grok(X上で使えるAIアシスタント) | ―(X自体にGrokが入っている) | About Grok(Xヘルプ) |
| TikTok | Symphony Creative Studio(AIで動画・画像を作る、多言語の吹き替え。無料) | Symphony Creative Studioについて | |
| Canva | マジック生成(画像)、マジック作文(SNS投稿などの文章) | AI自動生成、AI Connector | |
| CapCut | 自動字幕(AIが音声を文字にする)などのAI機能 | CapCut 自動字幕 | |
| SocialDog | ライティングアシストAI(過去の投稿をもとに投稿文を生成。Personalプラン以上) | 投稿文生成のお知らせ | |
| Buffer | AI Assistant | Buffer MCP | |
| Hootsuite | Wisdom(投稿案の作成、トレンドや競合の把握をするAIエージェント) | Wisdom、Hootsuite MCP |
○=公式で提供/×=公式の提供を確認できなかったもの。MCPは、ChatGPTやClaudeなどの生成AIから外部のサービスを操作するための仕組みです。
見てのとおり、どのツールにも「書く」「作る」AIはもう入っています。差が出るのは、そのAIに何を書かせて、出てきたものを誰が確かめるかのほうです。
公式の生成AI連携がないツールでも困りません。投稿の数字を書き出せば、Lv2の生成AIで振り返りができますし、文案は生成AIで作って貼り付ければ済みます。
ハマノーンどのツールもAI入りか! これでワシもインフルエンサーだな!
すずきツールが入っていても、何を投稿するかを決める人がいないと、アカウントは静かなままです。
SNS運用×AIの自動化は5ステップ
SNS運用×AIの自動化でやることは5つ。①方針と言ってはいけないことを決める ②他社と自社の投稿を調べる ③AIに下書きを作らせる ④人が確認して予約投稿する ⑤数字を振り返る。ツールが何でも、流れは同じです。
ハマノーンなら、今日中に全部設定して、明日から毎日バズらせてくれ。
すずきバズは約束できません……。でも手順は5つだけなので、順番にいきます。
AIに渡す前に、人が決めて文章にしておくものがあります。
- 誰に向けた発信か(お客さん・採用の応募者・取引先)
- 何を発信するか(商品・会社の中の様子・お役立ち情報)
- 言ってはいけないこと(未発表の情報、根拠のない「No.1」、他社の悪口、お客さんの個人情報)
- 口調(です・ます/くだけた口調、絵文字を使うか)
ここが決まっていないと、AIは毎回ちがう人格で書いてきます。AIに任せる前に、人が決める一番大事なところです。
ハマノーン方針なんて、「とにかく目立て」でいいだろう。
すずきそれだとAIは、目立つためなら何でも書きます。
同じ業界やお手本にしたい会社の投稿を見て、伸びている投稿の「型」をAIに整理させます。見るのは、投稿の形式(画像・動画・文章だけ)、最初の1行、投稿した時間帯、反応が多かったテーマなどです。
調べるときは、各SNSのルールを守ります。たとえばXは、APIを使わずにWebサイトを自動で操作するような自動化は、アカウントの永久凍結につながることがあると定めています(Xの自動化ルール)。公開されている投稿を見る、各社の分析画面や公式のAPIを使う、の範囲でやりましょう。
STEP1の方針とSTEP2の型を一緒に渡して、AIに文案や画像案を作らせます。1本ではなく、3〜5本出させて人が選ぶほうが、外れが減ります。
AIが作った投稿を、人が確認してから予約投稿します。見るのは次の4つに絞ります。
- 事実:数字・日付・固有名詞は合っているか
- 表現:根拠のない言い切りや、医薬品・化粧品などの効き目を大げさにうたう表現がないか
- ステマ:広告や依頼した投稿なのに、それが分からない書き方になっていないか
- 権利:他社の投稿や画像をほぼそのまま使っていないか、人の顔に許可はあるか
ハマノーン確認なんて、AIを信じて飛ばせばいいだろう。
すずき飛ばして炎上したら、謝るのは社長です。
ハマノーン……ワシが謝るのか。
すずきはい。なので、この段だけは飛ばしません。
投稿の数字(表示された回数・反応・フォロー・プロフィールへのアクセスなど)を書き出して、AIに「伸びた投稿と伸びなかった投稿の違い」を整理させます。次に何を変えるかを決めるのは人です。
ツールごとの設定ポイント
- Instagram・Facebook:Meta AIで文案や画像のたたき台を作り、予約投稿と分析はMetaのビジネス向けの画面で行います
- X:Grokに投稿の振り返りや下書きを頼めます。予約投稿でも、同じ投稿のくり返しはしません
- TikTok:Symphony Creative Studioで、AIで動画のたたき台を作ります(無料)
- Canva:画像と文案をCanvaのAIで作り、直しはAI Connector経由で生成AIとの会話からもできます
- CapCut:自動字幕をつけ、誤変換だけ人が直します
- SocialDog:投稿文生成の案から選んで、そのまま予約します
- Buffer・Hootsuite:MCPでつなぐと、生成AIとの会話から予約投稿や数字の確認まで進められます
画面やメニューの名前、提供範囲は変わることがあります。各社の公式ヘルプもあわせて確認してください(2026年10月時点)。
Lv2:ChatGPTやClaudeはSNSの企画会議係
ChatGPTやClaudeなどの生成AIは、SNS運用では他社調査の整理、企画出し、投稿文の下書き、数字の振り返りの「企画会議係」になれます。ただし、会社として出していいかの判断と、投稿前の確認は人です。
ハマノーンChatGPTに「SNS担当やっといて」と頼めば終わりじゃないのか?
すずき会議に出るのは得意です。ネタも文章もいくらでも出します。でも「これで出そう」と決める役はできません。
ハマノーンワシの会議と同じだな。案は出すが決めない。
すずき社長は決めてください。
ChatGPT・Claude・Gemini・Microsoft Copilot・Grok などの生成AIは、専用のツールがなくてもSNS運用の多くを手伝えます。ツールの中のAIが「その製品の中の手伝い」なら、生成AIは「どこにでも連れていける企画会議係」です。
SNS運用で生成AIが使える5つの場面
- 他社調査の整理:集めた投稿を、形式・テーマ・最初の1行・反応で分類する
- 企画出し:方針に合う投稿ネタを1か月分出す
- 投稿文の下書き:同じネタで、SNSごとに長さと口調を変えた文案を作る
- 数字の振り返り:伸びた投稿と伸びなかった投稿の違いを整理する
- 返信文の下書き:よくある質問へのコメント返信の文案を作る(送るのは人が確認してから)
そのまま使えるプロンプト例
次は、同じ業界の会社がSNSに投稿した内容と、反応の数の一覧です。
反応が多い投稿に共通する「型」を、
①投稿の形式(画像・動画・文章のみ)②最初の1行の書き方 ③テーマ ④投稿した時間帯
に分けて表にしてください。
文章をそのまま真似するのではなく、型として抜き出してください。
【一覧】(貼り付け)
次の方針とNGに沿って、【テーマ】の投稿文を3案作ってください。
Instagram用(300字程度)とX用(140字以内)を、それぞれ作ってください。
数字・日付・固有名詞は、私が渡した情報だけを使い、分からないところは「要確認」と書いてください。
「No.1」「必ず」「絶対」など、根拠のない言い切りは使わないでください。
【方針】(誰に・何を・口調)
【NG】(言ってはいけないこと)
【テーマ】
【使ってよい情報】
次は先月の投稿と、それぞれの表示回数・反応・保存・プロフィールへのアクセスの一覧です。
伸びた投稿と伸びなかった投稿の違いを3つ挙げ、
来月試すことを3つ、理由つきで提案してください。断定せず「仮説」として書いてください。
【一覧】(貼り付け)
ハマノーン「分からないところは要確認と書け」って、わざわざ書くのか。
すずき書かないと、それっぽい数字や日付を作ってくることがあります。知らないことは知らないと言わせるのが大事です。
ハマノーン……AIも見栄を張るのか。ワシみたいだな。
すずき社長の見栄は止められませんが、AIはプロンプトで止められます。
ツールのAIと生成AIの使い分け
- ツールの中のAI(Meta AI・Grok・マジック作文・SocialDogなど):そのSNSやツールの中で、すぐ下書きを作りたいとき
- 生成AI(ChatGPT・Claude・Gemini・Copilot):他社調査の整理や1か月分の企画など、複数のSNSをまたいで考えたいとき
- MCPでつながるツール(Canva・Buffer・Hootsuite):生成AIとの会話から、そのままデザインや予約投稿まで進めたいとき
やってはいけない使い方
- お客さんの個人情報や、未発表の情報をそのまま入れない。名前は「Aさん」、商品は「新商品X」に置き換える
- AIが作った投稿を確認せずに出さない。事実・表現・ステマ・権利は必ず人が見る
- 他社の投稿や画像を、そのまま真似させない。型を学ぶのはよくても、文章や画像がそっくりだと著作権の問題になりえます
- 社内のルールを先に決める。どのAIを、誰が、どのアカウントで使っていいか。法人向けのプランや設定なら、入力したデータはAIの学習に使われません(ChatGPTはBusiness・Enterprise、ClaudeはTeam・Enterprise、GeminiはGoogle Workspace版、Microsoft Copilotは職場のアカウント。各社公式の説明)。無料版や個人向けのプランは、設定しだいで学習に使われることがあります
Lv3:AIを入れたのにSNSが伸びない5つの理由
ツールやAIがそろっても、「回す人」がいなければSNSは伸びません。止まる理由は、だいたいこの5つです。
ハマノーンツールも入れた、AIも入れた。これでSNSはほったらかしでいいな!
すずきほったらかしにすると、アカウントはだいたい止まります。
ハマノーンぐはぁ!! なんでそうなるんだ。
すずき原因はだいたい次の5つです。
① 何を発信するかが決まっていない
「とりあえずAIに書かせる」で始めると、今日は商品、明日は社長の昼ごはん、あさっては業界ニュース。見る人にとって「何のアカウントか」が分からなくなります。方針を決めるのは、AIではなく人の仕事です。
② AIの下書きを、誰も確認しない
AIが作った投稿を、そのまま予約に入れる。数字の間違いも、根拠のない言い切りも、そのまま世に出ます。確認しないAIの投稿は、炎上の種を速く大量にまくだけです。
③ 下書きが溜まって、誰も出さない
逆に、AIの下書きは溜まるのに「これで出していい?」と決める人がいない。下書きフォルダだけが育って、アカウントは止まったままになります。
ハマノーン下書きがたまってるなら、そのうち誰かが出すだろう。
すずき「誰か」がいない会社では、下書きはずっと下書きのままです。
④ 数字を見て、次の手を決める人がいない
分析画面もAIの振り返りも、見て「来月はこう変える」と決める人がいなければ、ただのグラフです。同じ投稿を同じように出し続けて、同じように伸びません。
⑤ 担当者が辞めると、アカウントごと止まる
ログイン情報も、AIへの指示も、方針も、知っているのが1人だけ。その人が辞めた瞬間に止まります。冒頭の「最後の投稿が半年前のアカウント」はまさにこれです。
ハマノーンつまり、ツールとAIがあっても、回す人がいないと止まるってことか。
すずきそうです。Lv1とLv2はお金で買えますが、Lv3は人が要ります。
ハマノーンなら、SNS担当を1人雇うか。
すずき採用には時間がかかりますし、社会保険料も払います。辞めたらまたアカウントが止まります。
ハマノーン……じゃあ、外に任せるしかないか。
すずきはい。その「回す人」を1時間単位で貸しているのが社畜るです。SNSも投げてください。
Lv1(ツール)とLv2(生成AI)はお金で買えます。Lv3(回す人)だけは、人がいないと始まりません。
【実例】セブンコードは他社調査から投稿までAIに投げている
セブンコードは、SNS運用のうち「他社調査」「何が伸びるかを考える」「投稿する」の3つをAIで自動化しています。ここでは、その3つの中身を書きます。
ハマノーンで、ワシらの会社のSNSはどうなってるんだ?
すずき他社を調べて、何が伸びるかを考えて、投稿するところまでAIがやっています。
ハマノーン考えるところまで!? ワシより働くじゃないか。
すずき社長、張り合わないでください。
セブンコードがAIに任せている作業は、この3つです。
- 他社調査:他社の発信を調べる
- 何が伸びるかを考える:調べた投稿から、何が伸びるかを考える
- 投稿:考えた内容で投稿する
この記事の5ステップで言うと、STEP2(調べる)とSTEP3(下書きを作る)、それに投稿の部分をAIの仕事にした形です。
ただし、一般論として、AIに投稿まで任せるなら「どこで人が止めるか」を先に決めておくのが前提です。STEP1の方針とNG、STEP4の確認をどこに置くかは、会社ごとに決めます。下に、AIを入れた会社がつまずきやすいところをまとめます。
ハマノーン考えるのもAI、投稿もAI! すげ〜!! カンパイだ!
すずきカンパイの前に、AIに任せるほど大事になる話を先にしておきます。
SNS運用AIでよくあるつまずき
ここからは、セブンコードの話ではなく、SNS運用にAIを入れた会社がつまずきやすいところを、公的な資料や各社の注意喚起から3つまとめます。AIに任せる範囲が広いほど、どこで人が止めるかを先に決めておく必要があります。
- AIの文章に事実の誤りが混ざる:生成AIは、数字・制度・固有名詞をそれらしく間違えることがあります。X自身も、Grokの答えは誤ることがあるので確かめるよう案内しています(About Grok)。SNS運用会社のコラムでも、誤った投稿は消しても画像として残って広がるおそれがあるとして、人の確認を必須にするよう勧めています(JAPAN AI、ホットリンク)
- 表現・ステマ・権利で法律にひっかかる:合理的な根拠のない「No.1」は景品表示法の不当表示になりえます(消費者庁 No.1表示に関する実態調査報告書)。AIは「ウケる言葉」や「伸びている投稿」に寄せがちなので、大げさな表現、広告と分からない投稿、他人の作品に似た画像が出てきやすくなります。ステマ・著作権・薬機法は、後半の「ステマ・著作権は大丈夫?」の章で出典つきで書きます
- 自動化しすぎてアカウントが止まる:Xは、同じ投稿やほぼ同じ投稿のくり返し、トレンドに乗った自動投稿、APIを使わない自動操作を禁止しており、違反すると検索から外されたり、凍結されたりすることがあります(Xの自動化ルール)
どれも、AIが悪いというより「AIが出したものを、出す前に誰が止めるか」が決まっていないと起きます。調べる・考える・投稿するをAIに任せるほど、方針とNGを先に文章にしておくことと、投稿の前後で人が見る場所を決めておくことが効いてきます。
ハマノーンAIに任せるほど、決めごとが大事になるのか。そのルール、誰が作るんだ?
すずきウチが作れます。そこから先も引き取れます。
セブンコードがSNS運用を代行するときの進め方
セブンコードがSNS運用を代行するときは、他の業務と同じ順番で進めます。まずお客さんのSNS運用を人が対応してマニュアルにし、そのマニュアルをAIで自動化していきます。いきなりAIに投稿させるのではなく、人が回して、その会社の「言ってはいけないこと」や伸びる型を知ってから自動化するので、上のようなつまずきを先にふさげます。
SNS担当の人件費はいくら減る?何人分の仕事が浮く?
SNS運用のAI化で浮く仕事は、調べものと下書きにかけていた時間です。SNSだけで人を減らすのは難しいことが多いですが、社長や役員が投稿を考えているなら、会社で一番高い時給の時間が戻ってきます。
ハマノーン前置きはいい。で、SNSのAIで何人クビにできるんだ?
すずきその前に、今のSNS運用にいくらかかっているかを計算します。
いまのSNS運用の人件費を出す
SNS運用の人件費は、担当者の時給 × かかっている時間 で出します。担当者の時給には、給料だけでなく会社が払う社会保険料なども乗ります。
SNS運用の人件費(月)= 月給 × 会社負担の上乗せ分 ÷ 月の労働時間 × SNS運用の時間
会社負担の社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険など)は、給料の約16%です(東京・一般の事業で、40歳未満なら約15.7%、介護保険がかかる40〜64歳なら約16.5%。2026年度の協会けんぽの料率などから計算。業種・地域・年齢で変わります)。
例(仮の数字です。セブンコードの実績ではありません):月給25万円の担当者が、SNS運用に月40時間かけている会社
25万円 × 1.16 ÷ 160時間 ≒ 時給1,800円 → 40時間で月7.2万円ほど
社長や役員が自分で投稿を考えているなら、その人の時給で計算してみてください。たいてい、会社で一番高いSNS担当になっています。
ハマノーン社長の時給で計算したら、ワシの投稿が一番高いのか。
すずき夜中に社長が考えた1投稿が、会社で一番高い投稿ということです。
AIで何時間浮くかを出す
どの作業がAIに移るかを、作業ごとに見ます。時間は、自社で実際にかかっている時間を入れてください。
| 作業 | AI化する前 | AI化した後 |
|---|---|---|
| 他社・業界の投稿を調べる | 人がアカウントを1つずつ見る | AIが整理し、人は結果を見る |
| 投稿の企画を出す | 人がゼロから考える | AIが案を出し、人が選ぶ |
| 投稿文・画像を作る | 人が1本ずつ作る | AIが下書きし、人が直す |
| 予約投稿 | 人が1本ずつ入れる | ツール・AIで予約する |
| 数字の振り返り | 人が表を作って考える | AIが整理し、人が次の手を決める |
| 投稿前の確認・炎上の判断 | 人 | 人(ここは残る) |
何人分の仕事が浮くか(=何人クビにできる、とハマノーンは言う)
浮く人数 = 浮いた時間 ÷ 1人の月の労働時間(例:160時間)
例(仮の数字です。セブンコードの実績ではありません):SNS運用が月40時間から15時間になったとすると
(40時間 − 15時間)÷ 160時間 ≒ 0.16人分
ハマノーン0.16人分! じゃあ誰か1人を、月曜の午前だけクビにできるな!
すずき時間単位のクビはありません。
ハマノーンぐはぁ!! じゃあAIを入れた意味がないじゃないか。
すずき意味はあります。浮くのは、今それをやっている人の時間です。社長がやっているなら社長の時間です。
【注意】AIを入れたから、という理由でクビにはできない
ここは真面目に書きます。日本では、会社が社員を自由に解雇することはできません。労働契約法16条で「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない解雇は無効」と定められています。人員削減のための解雇(整理解雇)は、人員削減の必要性・解雇を避ける努力・人選の合理性・手続きの妥当性の4つを総合して判断されます(厚生労働省委託の相談センターの説明)。
「AIが投稿を書くので明日から来なくていい」は、まず通りません。
浮いた人件費の使い道
- 辞めた人の補充をしない:SNS担当が抜けても、次の人を採用しない
- 売上につながる仕事に回す:浮いた時間を、営業や、SNSから来た問い合わせへの対応に使う
- 残業を減らす:夜中の「投稿ネタ探し」がそのまま消える
ハマノーンなら、浮いた時間で自社ビルの屋上ライブを配信するぞ!
すずきそれ、方針に入ってないです。まず売上につながる発信でお願いします。
SNSは自分でやる?丸投げする?月額を比べてみた
SNS運用のLv3を回す選択肢は4つ。①SNS担当を採用 ②今の社員+ツール+AI ③人のSNS運用代行 ④人×AIの業務代行。SNSは1人を雇うほどの量にならない会社も多いので、AIで減らした後の時間だけを外に出すのがいちばん無駄がありません。
ハマノーン結局、自分でやるのと丸投げするの、どっちが安いんだ?
すずき4つの方法を並べて比べます。
| ①SNS担当を採用 | ②今の社員+ツール+AI | ③人のSNS運用代行 | ④人×AIの業務代行 | |
|---|---|---|---|---|
| 月額の目安 | 給与+社会保険料(約16%)+採用費(販売促進/広告宣伝の平均年収は519万円) | ツールの月額(無料〜)+担当者の時間 | 月10〜50万円程度(任せる範囲で変わる) | 人の作業1時間3,000円(社畜る) |
| 人件費との差 | ― | 担当者の時間ぶん | 任せる範囲しだい | 作業した時間ぶんだけ(社会保険料なし) |
| 始めるまで | 採用に数か月 | すぐ(設定と定着に時間がかかる) | 打ち合わせ・初期設計の期間が必要(事業者による) | 最短3日 |
| 社内の手間 | 教育・管理 | 大きい | 小さい(投稿内容の確認は必要) | 小さい |
| 辞めるリスク | あり | あり | なし | なし(担当が変わらない) |
| 向いている会社 | 発信の量が多く、社内に置きたい | 担当がいて、覚える時間もある | 広告やキャンペーンまで大きく任せたい | 担当がいない、社長が兼務、AI化も一緒に進めたい |
平均年収はdoda 平均年収ランキング(2025年版、販売促進/広告宣伝)、SNS運用代行の費用はSNS運用代行の費用相場(StockSun)より(2026年10月時点)。
自分でやるか、AI併用で丸投げするか
- 自分でやるのが向いているのは、社内に発信が好きな人がいて、方針とNGを決める時間も取れる会社です。Lv1・Lv2を入れれば、調べものと下書きはかなり減ります
- AI併用で丸投げするのが向いているのは、社長が兼務している、担当が1人で辞めたら止まる、AIの設定まで手が回らない会社です。方針の最終OKだけ社内に残し、調べる・下書き・確認・振り返りを外に出します
ハマノーン丸投げしても、最後のOKはワシが出すのか。
すずきはい。会社の顔なので、方針と最終OKは社長に残します。それ以外は投げてください。
月20時間のSNS運用を外に出すといくら?
人の作業を時間で外に出すと、
20時間 × 3,000円 = 月6万円
AIで調べものと下書きを減らせば、人が動く時間は方針の確認、投稿前のチェック、振り返りに寄っていきます。SNSのために1人を雇う(販売促進/広告宣伝の平均年収519万円なら、社会保険料込みで月50万円ほど)必要はありません。AIの仕組みづくりと運用の料金は、料金ページで確認できます。
ハマノーン月6万円なら、担当を1人雇うよりずっと安いな。
すずきしかも、社長が夜中に投稿ネタを探さなくて済みます。
向いていない会社もあります
- 社長自身が発信するのが好きで、それが売上につながっている → 社長のSNSは社長が続けるのが一番です。AIは下書きの手伝いだけで十分です
- 広告の出稿やインフルエンサーの起用まで、大きく一括で任せたい → 広告運用まで含めたSNS運用代行会社のほうが合っていることがあります
ハマノーンで、どんな会社なら向いてるんだ?
すずきアカウントが止まっている会社、社長が夜中に投稿を考えている会社なら、ど真ん中です。ウチに投げてください。
ステマ・著作権は大丈夫?SNS運用の線引き
SNS運用を外に出すときに一番気をつけるのは、ステマ(広告なのに広告と分からない表示)と、AIで作った文章や画像の権利です。どちらも、法律上の責任を負うのは発信した会社の側なので、線引きを先に決めておきます。
ハマノーン外に任せたなら、何かあっても任せた先の責任だろう?
すずきステマの規制で責任を問われるのは、広告主の会社のほうです。
ハマノーン任せても、ワシの会社の責任なのか!?
ステマにならない投稿のしかた
2023年10月1日から、広告なのに一般の人には広告だと分からない表示(ステルスマーケティング)は、景品表示法の不当表示になりました。規制の対象になるのは、表示の内容を決めた広告主(事業者)の側です。広告であることは「広告」「PR」「プロモーション」などの表記や、「A社から商品の提供を受けて投稿している」といった文章で、見る人に分かるようにします(消費者庁 ステルスマーケティングに関するQ&A)。
会社の公式アカウントが自社の商品を紹介するのは、会社の発信だと誰が見ても分かるので問題になりにくい一方、次のような運用はしません。
- 社員や知り合いに、個人のアカウントで自社の商品をほめさせ、会社の依頼だと書かない
- 一般のお客さんのふりをしたアカウントを作って、口コミを投稿する
- お金や商品を渡したインフルエンサーの投稿に、「PR」などを付けさせない
AIで作った文章・画像の権利
AIで作った文章や画像でも、既存の作品と似ていて、それをもとにしていたと認められれば、著作権侵害になりえます(文化庁「AIと著作権」解説資料)。他社調査で集めた投稿は「型」を学ぶのに使い、文章や画像をそのまま写させないようにします。人の顔が写った写真は、写っている人の許可を取ってから使います。
業種ごとの表現のルール
医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器などを扱う会社は、薬機法の広告規制に注意します。効き目や安全性を保証するような表現、大げさな表現は、誰が書いたかに関係なく問題になりえます(厚生労働省 医薬品等の広告規制について)。AIに「言ってはいけない表現」のリストを渡し、投稿前に人がもう一度見ます。
社内に残すべき仕事
- 何を発信するかの方針と、言ってはいけないこと(NG)を決めること
- 投稿の最終OK(とくにキャンペーン・お知らせ・お詫び)
- 炎上したときに、謝るか、消すか、説明するかの判断
- アカウントの持ち主として、ログイン情報と権限を管理すること
ハマノーンお詫びの投稿くらい、AIに書かせておけばいいだろう。
すずき下書きはAIでいいです。でも出すかどうかと、何に謝るかは社長が決めてください。
SNS運用の代行を選ぶときの確認ポイント
- 今使っているSNSや管理ツールのまま頼めるか
- AIが作った投稿を、人が確認してから出しているか(事実・表現・ステマ・権利)
- ステマ規制や薬機法などの表現に、どう気をつけているか
- 料金は「時間」「投稿本数」「月額固定」のどれか
- ログイン情報や権限をどう管理するか(会社のアカウントの持ち主は会社のまま)
- 担当者が変わらないか
よくある質問
できません。他社調査、企画、投稿文や画像の下書き、予約投稿、数字の振り返りはAIでかなり自動化できますが、会社として何を言っていいかの方針、投稿前の確認、炎上したときの判断は人が必要です。
他社の投稿の整理、企画出し、SNSごとの投稿文の下書き、数字の振り返りまではできます。Canva・Buffer・Hootsuiteのように生成AIと公式につながるツールなら、会話からデザインや予約投稿まで進められます。ただし、数字や固有名詞の誤りが混ざることがあるので、投稿前に人が確認してください。
3つとも、ChatGPTやClaudeなどの生成AIと公式につながる仕組みがあります(CanvaはAI Connector、BufferとHootsuiteはMCP)。2026年10月時点で各社の公式サイトで確認しました。Instagram・TikTok・CapCut・SocialDogは、ツールの中にAI機能はありますが、生成AIとの公式の連携は確認できませんでした。
いいえ、乗り換えは不要です。生成AIで企画と下書きを作って今のツールで予約投稿する、数字を書き出して生成AIで振り返る、という使い方なら、どのツールのままでもAIを組み合わせられます。
調べものと下書きの仕事は大きく減ります。ただし、方針とNGを決めること、投稿前の確認、数字を見て次の手を決めること、炎上したときの判断は残ります。仕事は「作る人」から「決めて確かめる人」に変わります。
AIで作ったかどうかに関係なく、広告なのに広告と分からない投稿は景品表示法のステマ規制の対象になり、既存の作品とそっくりな文章や画像は著作権侵害になりえます。広告には「PR」などを付ける、他社の投稿は型だけを参考にする、投稿前に人が確認する、の3つを守ってください。
できます。セブンコードは、まずお客さんのSNS運用を人が対応してマニュアルにし、そのマニュアルをAIで自動化していきます。人が動く作業は1時間3,000円で、契約時間の中なら業務の入れ替えも自由です。
まとめ
SNS運用AIとは、他社の投稿の調査、伸びる投稿の分析、投稿文や画像の作成、予約投稿、数字の振り返りなど、SNS運用の定型作業をAIで自動化することです。中小企業のSNS運用は、①SNSや管理ツールの自動化機能、②生成AIによる調査・企画・下書きの補助、③方針と言ってはいけないことを決め、投稿前に確認し、炎上の判断をする人、の3つをそろえて初めて回ります。セブンコードは、他社調査から「何が伸びるか」を考え、投稿するところまでをAIで自動化しています。
Lv1のSNSや管理ツールと、Lv2の生成AIはお金で買えます。Lv3の「回す人」だけは、人がいないと始まりません。自分でやるのが難しいなら、方針と最終OKだけ社内に残して、残りを丸投げする手があります。セブンコードの「AI×人の業務代行」は、このLv3を、人が回してマニュアルにするところから引き受けるサービスです。
ハマノーンつまり、クビにはできないけど、ワシが夜中に投稿を考えなくてよくなるってことだな。
すずきはい。方針と最終OKだけ社長に残して、あとは外に任せられます。
ハマノーンよし、SNSは社畜るに投げるか!
すずき投げてください。ぼくもそろそろ、役員らしい投稿をしたいです。イ〜!
ハマノーンでは、今日はこの辺で、GOOD BLACK😈






