<iframe src="//www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-KRK26M" height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe>

バックオフィスAIはどこから始める?経理・総務・労務など13業務の地図と順番

経理に総務に労務に電話番、バックオフィスを全部1人に背負わせていませんか!?その1人が辞めた日には、請求書も給与も郵便も行き場をなくし、会社の裏側がまるごと止まります。裏側が止まれば、表の売上もすぐに止まります。

しかも少人数の会社ほど、経理は顧問税理士、電話は社長の携帯、採用は求人媒体の担当者と、窓口が部署ごとにバラバラ。気づけば社長が夜な夜な全部の窓口の間に立っている、なんて話をよく聞きます。そんな会社に向けて、経理の作業を月160〜200時間から70時間以下に、電話に出る時間を1日0分にしたセブンコードが、バックオフィスAIをどこから始めるかを紹介します!

この記事はこんな人に読んでほしい
  • バックオフィスを社長や役員が兼務していて、どこからAIにするか迷っている経営者
  • 管理部門を1人で回していて、「全部AIにしろ」と言われて困っている担当者
  • 経理・電話・採用と、業務ごとに別々の外注先を探すのに疲れた経営者
この記事を読むとこうなります
  • バックオフィスの13業務のうち、どこからAIに任せるかの順番を決められる
  • 業務ごとに「AIに任せる・人に残す」がわかり、くわしい手順の記事にすぐ飛べる
  • バックオフィスの人件費が月いくらで、何人分の仕事がAIに移るかを自分で計算できる
AI業務代行なら社畜る
目次
  1. バックオフィスはどこまでAIに投げられる?
    1. バックオフィス13業務の地図
    2. AIが得意なのは「毎回同じ流れ」の仕事
    3. 人が要るのは「ルール決め・例外・最後の確認」
    4. セルフチェック:あなたの会社はどのLvまで必要?
  2. どこから手をつける?バックオフィスAIの順番
    1. 最初の1つを選ぶ4つの質問
    2. おすすめの順番
  3. Lv1:そのツール、AIとつながってますか?
  4. バックオフィス×AIは1業務ずつ5ステップ
  5. Lv2:ChatGPTやClaudeはバックオフィスの何係?
    1. 業務ごとの生成AIの役割
    2. そのまま使えるプロンプト例
    3. やってはいけない使い方
  6. Lv3:AIを入れてもバックオフィスが回らない5つの理由
    1. ① 材料が集まらない
    2. ② ルールを決める人がいない
    3. ③ 例外と「要確認」が溜まる
    4. ④ AIの結果を誰も確認しない・直さない
    5. ⑤ 担当者が辞めると、ルールごと消える
  7. 【実例】セブンコードのバックオフィスはここまでAI
    1. ただし、3つの業務で最初はうまくいかなかった
    2. ほかの業務でよくあるつまずき
  8. バックオフィスの人件費はいくら減る?何人分浮く?
    1. いまのバックオフィスの人件費を出す
    2. 業務ごとに何人分浮くか
    3. 【注意】AIを入れたから、という理由でクビにはできない
    4. 浮いた人件費の使い道
  9. Lv3は誰に回させる?採用・社内・外注を比べた
    1. 月20時間のバックオフィスを外に出すといくら?
    2. 向いていない会社もあります
  10. 税理士や社労士の仕事は?バックオフィスの線引き
    1. 士業にしか頼めない仕事
    2. 社内に残すべき仕事
    3. バックオフィスの代行を選ぶときの確認ポイント
  11. よくある質問
  12. まとめ

バックオフィスはどこまでAIに投げられる?

バックオフィスAIとは、経理・労務・総務・電話対応など、会社の裏側の定型作業をAIで自動化することです。13の業務すべてにAIに任せられる部分がありますが、どの業務にも「決める・確かめる人」が残ります。

ハマノーンハマノーン

はひふへほ〜ん。バックオフィスなんて、まとめてAIにやらせればいいだろ。明日から管理部はゼロだ!

すずきすずき

社長、バックオフィスって一言で言いますけど、中身は経理、給与、労務、電話、郵便……と13個くらいに分かれます。

ハマノーンハマノーン

そんなにあるのか? ワシ、経理と電話くらいしか思いつかなかったぞ。

すずきすずき

なので、まず地図にします。業務ごとに、どこまでAIでいけるかが違うんです。

バックオフィスAIのLv1〜Lv3Lv1は会計ソフト・給与や労務のソフト・AIの電話受付など業務ごとのツールの自動化、Lv2は生成AIによる下書き・検算・調べもの・整形、Lv3はルールを決め、書類を催促し、例外とAIの結果を確認する回す人。Lv1とLv2はお金で買えるが、Lv3は人がいないと始まらない。バックオフィスAIは Lv1〜Lv3 で考えるLv3回す人ルール決め・書類の催促・例外とAIの結果の確認Lv2生成AI下書き・検算・調べもの・整形Lv1業務ごとのツール会計・給与・労務ソフト、AIの電話受付などお金で買える人がいないと始まらない
Lv中身バックオフィスだと
Lv1業務ごとのツールの自動化・AI機能会計ソフト、給与・労務ソフト、AIの電話受付、Excel・Gmail・kintoneなど
Lv2生成AIで下書きと確認を助けるChatGPT・Claude・Gemini・Copilotで文面の下書き、検算、調べもの、整形
Lv3回す人ルール決め、書類の催促、例外の判断、AIの結果の確認

バックオフィス13業務の地図

セブンコードがAIで回している業務と、これから引き受ける業務を、部署ごとに並べました。業務名のリンクから、それぞれのくわしい手順の記事に飛べます。

バックオフィス13業務の地図バックオフィスを4つの部署に分けると、お金まわりは経理・経費精算・請求書、人まわりは給与計算・労務・採用、窓口まわりは電話対応・カスタマーサポート、総務・事務は総務・事務・データ入力・書類作成・SNS運用の13業務。どの業務にもAIに任せる部分と回す人が残る部分があり、回す人(Lv3)は部署をまたいで1人の担当にまとめられる。バックオフィス13業務の地図お金まわり経理経費精算請求書人まわり給与計算労務採用窓口まわり電話対応カスタマーサポート総務・事務総務事務データ入力書類作成SNS運用どの業務にも、AIに任せる部分と「回す人」が残る部分があるLv3(回す人)は、部署をまたいで1人の担当にまとめられる
部署業務AIに任せやすいこと(各記事より)人に残ること
お金まわり経理明細の取り込みと仕訳、領収書の読み取り、財務3表の作成例外の判断、最終確認、税務は税理士
お金まわり経費精算領収書の読み取り、フォルダへの振り分け、金額の転記重複と金額の抜けの確認、承認
お金まわり請求書請求書の発行、入金の照合、未入金の催促メール取引先ごとの条件、催促を止める判断
人まわり給与計算勤怠の集計、決まった式での計算、前月比の抜き出し規程と設定のずれの確認、手続きは社労士
人まわり労務入社時の従業員情報の回収、打刻・残業時間の集計、打刻漏れの検知出さない人への督促、期限の管理、手続きは社労士
人まわり採用求人広告の運用、求人の分析、他社調査、原稿の下書き採用要件、合否、原稿が実態と合うかの確認
窓口まわり電話対応一次受付、用件の聞き取り、営業電話のお断り、担当者への通知折り返し、難しい電話
窓口まわりカスタマーサポート問い合わせの見張りと通知、返信の下書き誰が返すか、AIが答えられない問い合わせ
総務・事務総務郵便の仕分けと担当への通知、社内の問い合わせへの回答、備品の在庫・貸出の管理仕分けのルール、親展の扱い、例外の郵便
総務・事務事務事務作業全般(作業の型で仕分けて渡す)決める・謝る・責任を持つ
総務・事務データ入力読み取り、転記、表記の整形入力ルール、「要確認」の片づけ
総務・事務書類作成営業資料の下書きとデザイン数字・実績の確認、会社の型の管理
総務・事務SNS運用他社調査、伸びる投稿の分析、投稿の下書き方針とNG、投稿前の確認

契約書のチェックなどの法務は、法律事務が弁護士の仕事になる(弁護士法72条)ので、この地図には入れていません。法務の線引きは、後半の「バックオフィスの線引き」で書きます。

ハマノーンハマノーン

どの行にも「AIに任せやすいこと」があるじゃないか。やったぜ!!

すずきすずき

ただ、右の列も全部の行に埋まってます。人に残ることがない業務は1つもありません。

ハマノーンハマノーン

……ぐはぁ。全部の行に人がいるのか。

AIが得意なのは「毎回同じ流れ」の仕事

明細を取り込む、領収書を読む、郵便を分ける、電話の用件を聞いて知らせる。部署は違っても、AIに任せやすいのは「毎回同じ流れで、量が多い」仕事です。どの部署でも、作業時間の多くはここにあります。

人が要るのは「ルール決め・例外・最後の確認」

一方で、取引先ごとの支払い条件を決める、給与規程とソフトの設定が合っているか見る、怒っている電話に出る、求人の条件が実態と合っているか確かめる。ここはどの部署でも人の仕事です。1つの業務の中で、どの作業をAIに渡してどれを人に残すかを細かく分けるやり方は、事務AIの記事にまとめています。

ハマノーンハマノーン

じゃあ「この人を採用するか」も、AIに決めてもらえばいいだろ。

すずきすずき

合否は人が決めます。そこまでAIに渡すと、落とした理由を誰も説明できなくなります。

採用の合否をAIに任せないのは、過去のデータで学んだ選考AIが偏った判定をしていた例が報じられているからです(採用AIの記事)。

セルフチェック:あなたの会社はどのLvまで必要?

当てはまるものを数えてください。

  • バックオフィスの業務を、部署ごとに書き出した一覧がない
  • 経理・労務・総務のどれかを、社長か役員が兼務している
  • バックオフィスの担当が1人しかいない
  • その人が休むと、請求書・給与・郵便のどれかが止まる
  • 業務ごとの手順書がない、またはあっても古い
  • 会計ソフトや勤怠システムに「未処理」「未承認」が溜まっている
  • 電話や問い合わせの対応で、作業が1日に何度も止まる
  • 業務ごとに外注先や担当がバラバラで、誰に何を頼んだか分からない
  • ChatGPTなどの生成AIを、どの業務に使っていいかのルールがない
  • AIを試したいが、設定する時間がない
  • 0〜2個:Lv1(今のツールのAI機能)から始めれば十分楽になります
  • 3〜5個:Lv2(生成AI)まで入れると、手で打つ・書く作業がかなり減ります
  • 6個以上:足りないのはツールではなく「回す人」です
ハマノーンハマノーン

うち、10個全部当てはまったぞ。

すずきすずき

13業務のどれも、回す人がいないと止まります。

ハマノーンハマノーン

じゃあ、部署ごとに1人ずつ雇うか?

すずきすずき

13人も要りません。Lv3は、ウチがまとめて引き取れます。

チェックが6個以上なら、Lv3はウチが社畜になって引き取ります。

経理の確認から、書類の催促、電話の折り返しの振り分け、郵便の仕分けまで。バックオフィスの「回す人」をまるごと担当します。

AI業務代行なら社畜る

月額1980円〜まるっとサポート

無料で相談してみる

どこから手をつける?バックオフィスAIの順番

バックオフィスAIは、全部を同時に始めると止まります。「毎日来る・手順を言葉にできる・漏れると痛い・法律の線引きが少ない」の4つがそろう業務から1つずつ始めるのが、セブンコードのおすすめの順番です。

ハマノーンハマノーン

順番なんてどうでもいい。13個まとめて来週から全部AIだ!

すずきすずき

それ、13個まとめて来週から全部止まるやつです。

ハマノーンハマノーン

じゃあ、どれからやるんだ。

すずきすずき

4つの質問で決めます。

最初の1つを選ぶ4つの質問

  1. 毎日・毎月、必ず来るか:電話、郵便、問い合わせ、領収書のように、毎日来る仕事ほど浮く時間が大きくなります
  2. 手順を言葉にできるか:「誰に回す」「どの列に入れる」を人が説明できない業務は、AIにも教えられません
  3. 漏れたら何が起きるか:問い合わせや役所の郵便のように、見落とすと痛い業務は「まず漏らさない」ためにAIを使う価値があります
  4. 法律や士業の線引きがからむか:給与計算・労務は社会保険労務士、税務は税理士の仕事と重なります。からむ業務は、人の確認を厚くしてから進めます

おすすめの順番

バックオフィスAIを始める順番バックオフィスAIは、毎日来る・手順を言葉にできる・漏れると痛い・法律の線引きが少ない業務から始める。最初の一歩は電話対応・問い合わせの見落とし防止・郵便の仕分け・経費精算。2番目は経理・請求書・データ入力・書類作成・事務で、ルールとテンプレートを先に決める。給与計算・労務・採用・SNS運用は法律と士業がからむので、人が決める場所を先に置いて人の確認を厚くする。バックオフィスAIを始める順番毎日来る・手順を言葉にできる・漏れると痛い・法律の線引きが少ない最初の一歩電話対応・問い合わせの見落とし防止・郵便の仕分け・経費精算毎日来る/手順を言葉にしやすい/始めやすい2番目経理・請求書・データ入力・書類作成・事務効果は大きい。ルールとテンプレートを先に決める人の確認を厚く給与計算・労務・採用・SNS運用法律と士業がからむ。人が決める場所を先に置く
順番業務この順番の理由(各記事より)
最初の一歩電話対応今の番号から転送して使うものが多く、番号を変えずに始められる。セブンコードは月額1,980円で電話に出る時間が1日0分に
最初の一歩カスタマーサポート返事の自動化より先に「来ている問い合わせに必ず気づく」仕組みから始められる
最初の一歩総務(郵便の仕分け)毎日来る・量が読めない・ルールが決めやすい
最初の一歩経費精算専用ツールなしで、Googleドライブ+スプレッドシート+Claudeで始められた
2番目経理・請求書浮く時間は一番大きい。ただしルールを設計してから自動化しないと、2か月目にズレる
2番目データ入力・書類作成・事務入力ルールや会社のテンプレートを先に決めれば、AIに渡しやすい
人の確認を厚く給与計算・労務設定がずれると、まちがいが毎月・全員分くり返される。手続きは社労士の仕事
人の確認を厚く採用・SNS運用求人の表示ルール、ステマ・景品表示法、SNSの自動化ルールなど、外に出る言葉に法律がからむ

「人の確認を厚く」の業務も、AIを使わないという意味ではありません。AIに渡す前に、人が決めるルールと確認する場所を先に置く、という意味です。

ハマノーンハマノーン

電話と郵便から始めるのか。地味だな。

すずきすずき

地味ですけど、社長が毎日止められているのはそこです。

ハマノーンハマノーン

……たしかに、ワシの1日は電話と郵便で細切れになってる。

Lv1:そのツール、AIとつながってますか?

バックオフィスのツールは乗り換えなくて大丈夫。どの業務の定番ツールにも、ツールの中にAI機能があります。ChatGPTやClaudeなどの生成AIから操作できる公式の仕組みは、業務ごとに出ているツールと、まだのツールが分かれます。

ハマノーンハマノーン

AIを使うなら、ソフトを全部入れ替えないといけないのか?

すずきすずき

いえ、今のソフトのままで大丈夫です。各記事で、定番のツールが公式に何をつないでいるかを調べてあります。

ハマノーンハマノーン

調べてあるなら話が早い! ワシは何もしなくていいな!

すずきすずき

調べたのは、ぼくです。

下の表は、各業務の記事で取り上げた定番ツールと、そのうち生成AIとつながる公式の仕組み(MCP・コネクタなど)を確認できたものです(2026年9月29日〜10月2日に各記事で公式情報を確認)。判定の根拠と「つながらない」ツールの扱いは、それぞれの記事の表にあります。

業務記事で取り上げた主なツール生成AIとの公式の連携・機能を確認できた例
経理freee会計、マネーフォワード クラウド会計、弥生会計、勘定奉行クラウドなどfreee会計(freee MCP)、マネーフォワード クラウド会計(MCPサーバー)
経費精算バクラク、楽楽精算、TOKIUM、マネーフォワード クラウド経費、freee、ジョブカンなどfreee経費精算(freee-mcp)
請求書マネーフォワード クラウド請求書、freee請求書、Misoca、楽楽明細、バクラク請求書発行などfreee請求書(freee-mcp)、Misoca(Misoca MCP)
給与計算freee人事労務、マネーフォワード クラウド給与、弥生給与 Next、給与奉行クラウドなどfreee人事労務(freee-mcp)
労務SmartHR、freee人事労務、ジョブカン労務HR、KING OF TIMEなどfreee人事労務(freee-mcp)
採用Indeed、Airワーク、engage、HRMOS採用、Wantedly HireなどWantedly Hire(Hire MCP Server)
電話対応株式会社インターコード(セブンコードグループ)、IVRy、MiiTel、BIZTELなどIVRy、MiiTel、BIZTEL(生成AIを使った機能を公式に発表)
カスタマーサポートGmail、Zendesk、HubSpot、Intercom、楽楽自動応対などGmail(Claude のコネクタ)、HubSpot、Intercom
総務Microsoft 365、Google Workspace、kintone、Slack、郵便のクラウドサービスなどkintone、Slack(公式のMCPサーバー)
事務Microsoft 365、Google Workspace、kintone、Notion、Chatworkkintone、Notion、Chatwork(公式のMCP)
データ入力Googleスプレッドシート、Excel、kintone、AI-OCR、RPAスプレッドシート(Gemini)、Excel(Copilot)、kintone
書類作成PowerPoint、Googleスライド、Canva、Gamma、Adobe ExpressなどCanva、Gamma、Adobe Express(ChatGPT・Claude などのコネクタ)
SNS運用Instagram、X、TikTok、Canva、Buffer、HootsuiteなどCanva、Buffer、Hootsuite

MCPは、ChatGPTやClaudeなどの生成AIから外部のサービスを操作するための仕組みです。電話対応(IVRy・MiiTel・BIZTEL)や、スプレッドシートのGemini・ExcelのCopilotは、生成AIから操作する仕組みではなく、ツールの中に生成AIが組み込まれている形です。公式の仕組みがないツールでも困りません。一覧をCSVで書き出したり、メールの本文をコピーしたりすれば、Lv2の生成AIで整形やチェックができます。

バックオフィス×AIは1業務ずつ5ステップ

バックオフィス×AIの進め方は、1業務ずつ5ステップ。①部署ごとに業務を書き出す ②最初の1業務を選ぶ ③人が回してマニュアルにする ④繰り返しをAIに移す ⑤次の業務に広げる。全部の業務に同時にAIを入れないのがコツです。

ハマノーンハマノーン

ステップなんかいらん。全部の部署に同じAIを配れば終わりだろ。

すずきすずき

部署ごとにツールも締め日も違うので、同じ設定では動きません。

ハマノーンハマノーン

じゃあ、どうやって進めるんだ?

すずきすずき

1業務ずつ、同じ順番でやります。順番さえ同じなら、2業務目からは速くなります。

部署ごとに業務を書き出す

上の地図の13業務を、自社の言葉に直して書き出します。業務ごとに「誰がやっているか」「月に何時間か」「締め日はいつか」まで書くと、社長や役員が兼務している業務が浮かび上がります。

最初の1業務を選ぶ

4つの質問(毎日来るか・手順を言葉にできるか・漏れたら痛いか・法律がからむか)で、最初の1業務を決めます。迷ったら、電話・問い合わせ・郵便・経費精算のどれかから始めます。

人が回してマニュアルにする

いきなりAIに渡さず、まず人がその業務を回して、手順と例外を書き出します。セブンコードが業務を代行するときも、どの業務でも同じです。まず人がお客さんの作業を対応してマニュアルにし、そのマニュアルをAIで自動化していきます。

繰り返しをAIに移し、人は確認に回る

マニュアルのうち、毎回同じ流れの部分からAIに移します。人はAIの結果の確認と、例外の判断に回ります。1つの業務の中の作業の分け方は、事務AIの記事にくわしく書いています。

次の業務に広げる

1業務目が回ったら、STEP2に戻って次の業務を選びます。マニュアルの書き方、AIへの渡し方、確認のやり方は、2業務目からそのまま使えます。

ハマノーンハマノーン

1つずつか。気の長い話だな。

すずきすずき

1つ目で「人がやってマニュアルにする」型ができると、あとは同じ型の使い回しです。

Lv2:ChatGPTやClaudeはバックオフィスの何係?

ChatGPTやClaudeは、バックオフィスでは業務ごとに役割が変わります。経理では相談役、給与計算では検算係、採用では調査係。どの業務でも共通なのは、「決める係」ではなく「下書きと確認を助ける係」だということです。

ハマノーンハマノーン

ChatGPTを1つ契約すれば、経理も労務も採用も全部いけるだろ?

すずきすずき

使えますけど、業務ごとに役割が変わります。経理では相談役、採用では調査係です。

ハマノーンハマノーン

同じAIなのに、部署ごとに係が違うのか。

すずきすずき

はい。13業務ぶん、表にしました。

業務ごとの生成AIの役割

業務生成AIの役割(各記事の見出しより)使える場面の例
経理相談役・チェック係勘定科目の相談、月次のコメントの下書き
経費精算作業係領収書の読み取り、規程チェック、重複探し
請求書催促メールの書き手未入金の取引先への文面の下書き
給与計算検算係勤怠の不備探し、前月比の検算
労務調べ係就業規則のQ&A作り、入退社の手続きのチェックリスト作り
採用調査係他社の求人の比較、原稿の下書き
電話対応台本係応答の台本づくり、営業電話のルールづくり
カスタマーサポート返信の下書き係よくある質問への返信の下書き
総務下書き係社内のお知らせ、社内FAQの下書き
事務下書き係・チェック係定型メール、手順書の下書き、一覧のチェック
データ入力整形係会社名・住所・日付の書き方をそろえる
書類作成下書き係営業資料の構成と文章の下書き
SNS運用企画会議係他社調査の整理、企画出し、投稿文の下書き

そのまま使えるプロンプト例

バックオフィスの業務の書き出し

あなたは従業員30名ほどの会社の管理部長です。次のメモをもとに、
バックオフィスの業務を「部署/業務/担当者/月の時間/締め日」の表にしてください。
メモに書いていないことは推測で埋めず「要確認」と書いてください。

(社長・担当者から聞いたメモを貼り付け。個人名は役職に置き換え済み)

最初の1業務の選び方

次の業務一覧について、それぞれ「毎日・毎月必ず来るか」「手順を言葉にできるか」
「漏れたときの影響」「税理士・社労士などの士業の仕事とからむか」を
3段階で評価し、AI化を始める順番の案を理由つきで出してください。
最終的な判断は人が行う前提で書いてください。

(STEP1で作った業務の表を貼り付け)

ハマノーンハマノーン

これなら、ワシでも順番の案くらいは作れるな。

すずきすずき

案までです。手順を言葉にできるかは、実際にその業務をやっている人に聞かないと分かりません。

やってはいけない使い方

  • 個人情報・取引先の情報をそのまま貼らない。個人情報保護委員会は、生成AIに個人データを入力するときは、そのデータが学習など応答の出力以外に使われないかを十分確認するよう注意を出しています(個人情報保護委員会の注意喚起)。給与・労務・採用の業務は、特に名前や番号を置き換えてから使います
  • AIの答えをそのまま外に出さない。生成AIの答えには不正確な内容が混ざることがあります(同じ注意喚起より)。請求書の金額、給与の額、求人の条件のように、間違えると事故になるものほど人が見ます
  • 社内のルールを先に決める。どのAIを、誰が、どの業務のどのデータで使っていいか。法人向けのプランや設定なら、入力したデータはAIの学習に使われません(ChatGPTはBusiness・Enterprise、ClaudeはTeam・Enterprise、GeminiはGoogle Workspace版、Microsoft Copilotは職場のアカウント。2026年9月時点の各社公式の説明)。無料版や個人向けのプランは、設定しだいで学習に使われることがあります

Lv3:AIを入れてもバックオフィスが回らない5つの理由

13業務の記事を並べると、AIを入れても止まる理由は部署が違ってもほぼ同じ5つです。ツールとAIがそろっても、「回す人」がいなければバックオフィスは回りません。

ハマノーンハマノーン

会計ソフトも、AIの電話も、ChatGPTも入れた。これでバックオフィスはほったらかしでいいな!

すずきすずき

社長、各記事の「止まる5つの理由」を並べたら、部署が違うのに中身がほぼ同じでした。

ハマノーンハマノーン

同じ? 経理と電話で同じ理由で止まるのか?

すずきすずき

はい。どれも「回す人」の話です。

止まる理由出てくる記事(例)
① 材料が集まらない経理・経費精算(領収書が出てこない)、労務(書類が集まらない)、給与計算(勤怠が締まらない)、請求書(請求のもとデータ)、データ入力(入力元)
② ルールを決める人がいない請求書(取引先の条件)、経費精算(規程があいまい)、電話対応(聞く項目と通知先)、総務(仕分けのルール)、採用(採用要件)、SNS運用(何を発信するか)
③ 例外と「要確認」が溜まる経理(未処理の明細)、労務(打刻漏れ・申請漏れ)、データ入力(要確認)、総務(例外の郵便)、カスタマーサポート(AIが答えられない問い合わせ)
④ AIの結果を誰も確認しない・直さない経費精算(読み取りの確認)、書類作成(AIの書いた数字)、SNS運用(下書きの確認)、カスタマーサポート(古いFAQ)、給与計算(料率の変わり目)
⑤ 担当者が辞めると、ルールごと消えるほぼすべての記事

① 材料が集まらない

AIは、届いたものしか処理できません。領収書は財布の中、勤怠は月末まで出てこない、入退社の書類は催促しないと来ない。どの部署でも、材料を集めて催促する人がいないと、AIは何も始められません。

② ルールを決める人がいない

取引先ごとの締め日、経費の規程、電話をどの担当に回すか、郵便を誰に回すか。ルールがないまま自動化すると、間違いが速く大量に出るだけです。

③ 例外と「要確認」が溜まる

ハマノーンハマノーン

その「未処理」とか「要確認」ってのは、放っておけばAIが片づけるんだろ?

すずきすずき

片づけません。印をつけるだけです。

ハマノーンハマノーン

……ワシの会社、印だらけじゃないか。

会計ソフトの未処理、勤怠の未承認、AI-OCRの要確認、仕分けできなかった郵便。AIは迷ったものに印をつけてくれますが、片づけるのは人です。

④ AIの結果を誰も確認しない・直さない

AIが作った一覧、資料、投稿、FAQの答え。確認しないまま外に出すと、重複した精算、古い料金の案内、根拠のない数字がそのまま出ていきます。料率や制度が変わったときに設定を直す人も要ります。

⑤ 担当者が辞めると、ルールごと消える

どの業務をどのツールでどう回しているか、知っているのが1人だけ。その人が辞めた瞬間に、全部の業務が社長の机に戻ってきます。冒頭の「1人が辞めた日」はまさにこれです。

ハマノーンハマノーン

つまり、部署が違っても、止まる理由は全部「回す人がいない」なのか。

すずきすずき

そうです。Lv1とLv2はお金で買えますが、Lv3は人が要ります。

ハマノーンハマノーン

なら、部署ごとに回す人を1人ずつ雇うか。

すずきすずき

理由が同じなので、回す人も部署ごとに分ける必要はありません。

ハマノーンハマノーン

……じゃあ、まとめて外に任せるしかないか。

すずきすずき

はい。その「回す人」を、業務をまたいで1時間単位で貸しているのが社畜るです。

Lv1(ツール)とLv2(生成AI)はお金で買えます。Lv3(回す人)だけは、人がいないと始まりません。

その「回す人」、1時間3,000円で借りられます。社会保険料はかかりません。

材料の催促、ルールの整理、「要確認」の片づけとAIの結果の確認。部署をまたいで、Lv3をまるごとウチが引き取ります。

AI業務代行なら社畜る

月額1980円〜まるっとサポート

無料で相談してみる

【実例】セブンコードのバックオフィスはここまでAI

セブンコードは、経理・請求書・経費精算・電話・問い合わせ・郵便など、バックオフィスの多くの業務をAIで回しています。経理の作業は月160〜200時間から70時間以下、電話に出る時間は1日30〜45分から0分、領収書の転記は月10時間から30分になりました。

ハマノーンハマノーン

で、ワシらの会社のバックオフィスはどうなってるんだ?

すずきすずき

業務ごとに使っているツールは違いますが、ほとんどの業務でAIが動いてます。

ハマノーンハマノーン

やったぜ!! じゃあ管理部はゼロ人か!

すずきすずき

AIがやるのは作業です。確認する人はいます。

業務セブンコードでAIがやっていること使っているツール数字
経理仕訳、財務3表(C/S・B/S・P/L)の作成、部署ごとの月報シートへの転記、未入金の催促メール、領収書の自動仕訳マネーフォワード クラウド会計+AI作業 月160〜200時間 → 70時間以下/外注費 月50万円ほど → 20万円以下
請求書請求書の発行、未入金の催促メールの送信マネーフォワード連携+AI経理全体の数字に含む
経費精算領収書の読み取り、仕分けフォルダへの振り分け、スプレッドシートへの転記Googleドライブ+スプレッドシート+Claude転記 月10時間ほど → 30分ほど
電話対応一次受付と用件の聞き取り、営業電話のお断り、担当者への通知、文字起こし・要約、折り返しリスト株式会社インターコード(セブンコードグループ)のAIの電話受付電話に出る時間 1日30〜45分 → 0分/月額1,980円
カスタマーサポート問い合わせが来ていないかをAIがGmailで確認し、必ず通知を出すGmail+AI―
総務届いた郵便の仕分けなどAI―
データ入力ほぼすべての作業のデータ入力。企業から依頼されてスプレッドシートにまとめる情報は基本的に自動化AI―
書類作成営業資料の作成(デザインも含めて)AI―
採用採用の広告運用、求人の分析、他社調査AI―
SNS運用他社調査、何が伸びるかを考える、投稿AI―

給与計算と労務は、セブンコード社内でAIを使った実例はまだありません。この2つは、代行として引き受ける範囲だけを各記事に書いています(給与計算AI・労務AI)。

経理の数字(月160〜200時間 → 70時間以下)は、仕訳・財務3表・部署月報への転記・請求書まわりなどを含む経理全体の数字です。経理のAIの結果は、公認会計士と税理士がいる経理チームが確認しています。

ハマノーンハマノーン

経理が月100時間以上減って、電話は0分か! 全部うまくいったんだな!

すずきすずき

いえ、数字を出している3つとも、最初はつまずいてます。

ハマノーンハマノーン

……3つ全部か。

すずきすずき

全部です。つまずき方まで、下に書いておきます。

ただし、3つの業務で最初はうまくいかなかった

どれも最初からうまくいったわけではありません。数字を出している3つの業務では、それぞれ最初につまずいています。

  • 経理:2か月目から数字が合わなくなった。自社のC/S(キャッシュフロー計算書)のルールを確認しないまま自動化し、初月は合ったのに2か月目から合わなくなりました。最初に仕組みを作った担当者はすでに辞めていて、誰も中身を説明できませんでした。ルールを一から設計し直し、AIが扱いやすい形に組み直しています(経理AI)
  • 電話:AIの応答が遅かった。相手が話し終わってから返事までに間があき、ストレスを感じる相手が一定数いました。応答を速くする開発にかなりのコストをかけ、最新のAIに組み替えて、今は応答についてのクレームはなくなっています(電話対応AI)
  • 経費精算:同じ領収書の重複と、金額の読み取り漏れ。AIは間違いを「間違い」と言ってくれません。人の確認を必須にして、重複と金額の抜けを必ずチェックしています。残っている月30分は、この確認の時間です(経費精算AI)
ハマノーンハマノーン

つまずいた話を3つも並べて、恥ずかしくないのか。

すずきすずき

どこで転ぶか分かっていれば、御社では先にふさげます。

ハマノーンハマノーン

……転んだ話も売り物になるのか。

すずきすずき

3つとも、直したのは「ルールを決め直す」「人の確認を置く」でした。AIの性能の問題ではありません。

ほかの業務でよくあるつまずき

ここからはセブンコードの失敗談ではなく、各記事で公的な資料や公式の案内からまとめた「よくあるつまずき」です。

業務よくあるつまずき(各記事より)
給与計算始業前・終業後の15分を一律に切り捨てる設定や、固定残業代を超えた分の払い漏れ。厚生労働省が公表した是正事例に出ている、設定どおりに毎月くり返されるまちがい
労務自己申告の勤怠をそのまま集計する。資格取得届の5日以内のような期限を、ソフトが守ってくれると思い込む
カスタマーサポートチャットボットの間違った案内も会社の答えになる(海外で航空会社に差額の支払いが命じられた例)
データ入力AIの機能に頼り切った表が、機能の提供終了で動かなくなる(ExcelのCOPILOT関数は2026年9月14日で提供終了)
書類作成AIがもっともらしい数字や実績を書く。白紙から作らせてデザインがバラバラになる
採用AIの原稿が実態と合わない。年齢・性別で絞る言い方が混ざる
SNS運用自動化しすぎて、SNSのルール違反でアカウントが止まる
総務郵便をまとめてスキャンするとき、開けてはいけない親展の郵便まで開けてしまう
事務生成AIの使い方のルールを決めないまま始める

どれも、AIが悪いというより「決める人と確認する人がいない」ときに起きています。セブンコードがバックオフィスを代行するときは、どの業務でも同じ順番で進めます。まず人がお客さんの作業を対応してマニュアルにし、そのマニュアルをAIで自動化していきます。

バックオフィスの人件費はいくら減る?何人分浮く?

バックオフィスのAI化で浮く仕事は、業務ごとに見ると小さく、経理以外は1業務で0.1人分に届かないことも多いです。ただし浮いた人をすぐに解雇はできないので、採用を減らす・別の仕事に回す形で人件費を下げます。

ハマノーンハマノーン

前置きはいい。で、バックオフィスAIで何人クビにできるんだ?

すずきすずき

その前に、今のバックオフィスにいくらかかっているかを計算します。

いまのバックオフィスの人件費を出す

バックオフィスの人件費は、給料だけではありません。会社が払う社会保険料などの負担が上に乗ります。

バックオフィスの人件費(月)= 月給 × 人数 × 会社負担の上乗せ分

会社負担の社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険など)は、給料の約16%です(東京・一般の事業で、40歳未満なら約15.7%、介護保険がかかる40〜64歳なら約16.5%。2026年度の協会けんぽの料率などから計算。業種・地域・年齢で変わります)。

一般事務の平均年収は356万円です(doda 平均年収ランキング、2024年9月〜2025年8月)。これを月にならすと、

356万円 ÷ 12か月 × 1.16 ≒ 月34万円

社長や役員がバックオフィスを兼ねているなら、その人の時給で計算してみてください。たいてい、会社で一番高い管理部員になっています。

ハマノーンハマノーン

ワシの時給で計算したら、郵便を開けて電話に出るのが会社で一番高い仕事になってるじゃないか。

すずきすずき

社長が夜に経費精算をするのが、会社で一番高いバックオフィスということです。

業務ごとに何人分浮くか

浮く人数 = 浮いた時間 ÷ 1人の月の労働時間(例:160時間)

セブンコードの実際の数字で計算すると、こうなります。

業務前 → 後浮く人数
経理月160〜200時間 → 70時間以下(160〜200時間 − 70時間)÷ 160時間 ≒ 0.6〜0.8人分
電話対応1日30〜45分 → 0分(20日で月10〜15時間)10〜15時間 ÷ 160時間 ≒ 0.06〜0.09人分
経費精算月10時間ほど → 30分ほど(10時間 − 0.5時間)÷ 160時間 ≒ 0.06人分

経理の数字には請求書まわりも含まれるので、ほかの業務と足し算はしていません。ほかの業務の記事にも計算の例がありますが、そちらは仮の数字で、どれも1業務では0.06〜0.25人分ほどの例です。

ここから分かるのは、経理以外のバックオフィスは、1業務ずつ見ると1人分の仕事にならないということです。電話で0.1人分弱、経費精算で0.06人分。でも、その細切れが全部、社長や兼務の役員の1日に乗っています。

ハマノーンハマノーン

0.06人分なら、ワシの小指くらいはクビにできるな!

すずきすずき

小指は切れません。

ハマノーンハマノーン

なら、13業務の小指を集めて1人クビだ。

すずきすずき

それも会社の都合だけではできません。次で説明します。

【注意】AIを入れたから、という理由でクビにはできない

ここは真面目に書きます。日本では、会社が社員を自由に解雇することはできません。労働契約法16条で「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない解雇は無効」と定められています。人員削減のための解雇(整理解雇)は、人員削減の必要性・解雇を避ける努力・人選の合理性・手続きの妥当性の4つを総合して判断されます(厚生労働省委託の相談センターの説明)。

「AIが経理をやるので明日から来なくていい」は、まず通りません。

浮いた人件費の使い道

  • 辞めた人の補充をしない:管理部門の人が抜けても、次の人を採用しない
  • 売上につながる仕事に回す:バックオフィスで浮いた時間を、営業や顧客対応に使う
  • 残業を減らす:月末・締め日の残業代がそのまま減る
ハマノーンハマノーン

なら、浮いた時間で自社ビルの露天風呂を掘るぞ!

すずきすずき

その前に、売上につながる仕事でお願いします。露天風呂の工事代も売上から出ます。

Lv3は誰に回させる?採用・社内・外注を比べた

バックオフィスのLv3を回す選択肢は4つ。①管理部門の担当を採用 ②今の社員+ツール+AI ③業務ごとに別々の代行 ④窓口ひとつのAI×人の業務代行。1業務ずつは小さい仕事なので、業務をまたいで時間で頼めるほうが無駄が出にくくなります。

ハマノーンハマノーン

結局、バックオフィスは誰に任せるのが一番安いんだ?

すずきすずき

4つの方法を並べて比べます。

①担当を採用②今の社員+ツール+AI③業務ごとに別々の代行④窓口ひとつのAI×人の業務代行
月額の目安給与+社会保険料(約16%)+採用費(一般事務の平均年収356万円なら会社負担込みで月34万円ほど)ツールの月額(プランで変わる)+担当者の時間事業者ごとに料金の決まり方が違う(時間制・件数・月額固定など)人の作業1時間3,000円(社畜る)
人件費との差―担当者の時間ぶん業務の数だけ契約が増える作業した時間ぶんだけ(社会保険料なし)
始めるまで採用に数か月すぐ(書き出しとマニュアルに時間がかかる)業務ごとに引き継ぎが必要最短3日
社内の手間教育・管理大きい窓口が業務の数だけ増える小さい(窓口ひとつ)
辞めるリスクありありなしなし(担当が変わらない)
向いている会社バックオフィスの仕事が1人分以上あり、社内に置きたい担当がいて、マニュアルを作る時間もある経理だけなど、1業務だけ丸ごと出したい担当がいない、社長が兼務、いくつかの業務をまとめてAI化したい

平均年収はdoda 平均年収ランキング(一般事務)、社会保険料は協会けんぽの料率などから計算(2026年度)。

月20時間のバックオフィスを外に出すといくら?

AIで作業を減らした後、電話の折り返しの振り分け、郵便の例外、経費の確認などを合わせて人が要る時間が月20時間だとすると(仮の数字)、

20時間 × 3,000円 = 月6万円

管理部門の担当を1人雇う(一般事務の平均年収で、会社負担込み月34万円ほど)必要はありません。経理まで含めると、セブンコードでは経理の作業が月70時間以下になっていて、70時間を外に出しても 70時間 × 3,000円 = 月21万円 です(経理AIの記事の計算)。AI×人の業務代行は、まず人が回してマニュアルを作り、繰り返しの作業をAIに移していく進め方なので、頼む業務が増えても窓口と担当は同じままです。AIだけで回る作業は月額1,980円からで、料金は料金ページで確認できます。

ハマノーンハマノーン

経理まで入れても月21万円か。管理部員を1人雇うより安いな。

すずきすずき

しかも窓口はひとつです。経理の質問も、電話の設定も、郵便のルールも、同じ担当に言えば済みます。

ハマノーンハマノーン

13個の外注先に電話しなくていいのか! 最高じゃないか!

向いていない会社もあります

  • バックオフィスの作業が月に数時間で、社長が片手間で終わらせている → Lv1のツールのAI機能だけで十分です
  • 担当者がいて手が空いている → ②の「今の社員+ツール+AI」で十分です
  • 紙の書類を一切デジタルにしたくない → AIに渡す入り口が作れないので、効果がほとんど出ません
ハマノーンハマノーン

で、どんな会社なら向いてるんだ?

すずきすずき

社長が昼に営業して、夜に経費精算と郵便を片づけている会社なら、ど真ん中です。バックオフィスごと、ウチに投げてください。

ハマノーンハマノーン

……ワシの会社のことじゃないか。

管理部門の担当を1人雇うより、AIで減らした後の時間だけ外に出すほうが安い会社は多いです。

月20時間なら月6万円。経理も電話も郵便も、窓口ひとつ。社会保険料はかかりません。

AI業務代行なら社畜る

月額1980円〜まるっとサポート

無料で相談してみる

税理士や社労士の仕事は?バックオフィスの線引き

バックオフィスの外注で気をつけるのは、士業にしか頼めない仕事です。税務は税理士、労働・社会保険の手続きは社会保険労務士、許認可などの書類は行政書士、法律事務は弁護士。それ以外のバックオフィスの作業は外に出せます。

ハマノーンハマノーン

外注するなら、税理士も社労士も切って全部まとめちゃおう!

すずきすずき

業務ごとに、相手の士業が違うんです。経理は税理士、給与と労務は社労士です。

ハマノーンハマノーン

13業務に13人の先生がいるのか?

すずきすずき

いえ、出てくるのは主に4つの士業だけです。その線だけ守れば、残りはまとめて外に出せます。

士業にしか頼めない仕事

業務独占業務を持つ士業代行できないこと(例)根拠
経理・税務税理士税務申告(税務代理)・税務書類の作成・税務相談国税庁「税理士業務とは」
給与計算・労務社会保険労務士労働・社会保険の申請書類などの作成、提出の代行、事務代理社会保険労務士法27条
許認可などの書類行政書士官公署に出す書類の作成(許認可など)行政書士法19条
法務・契約弁護士法律相談・交渉・代理弁護士法72条

セブンコードは、士業の独占業務には触れず、それ以外のバックオフィスの作業を引き受けます。業務ごとの扱いはこうです。

  • 経理:セブンコードの経理チームには公認会計士と税理士がいるので、税務はチームの税理士が担当し、日々の経理から申告までまとめて対応できます。今の顧問税理士を続けたい場合は、申告だけ顧問税理士に渡す形でも大丈夫です(経理AI)
  • 給与計算・労務:勤怠の回収と締めの催促、給与計算ソフトへの入力・設定まわり、社労士への書類の受け渡し、社会保険料の支払いを含む郵便物の管理までを引き受けます。手続き書類の作成と提出は、顧問の社労士さんの仕事です(給与計算AI・労務AI)

社内に残すべき仕事

  • 支払いの最終承認(振込ボタンは社内の人が押す)
  • 採用・退職・処遇の決定、経営判断
  • 各ツールの管理者権限と、どのAIを使っていいかのルール
ハマノーンハマノーン

振込ボタンくらい、押しておいてくれ。

すずきすずき

お金を動かす最後のボタンは、社長が押してください。そこは外に出してはいけないところです。

バックオフィスの代行を選ぶときの確認ポイント

  • 今のツール(会計ソフト・勤怠システム・Gmailなど)のまま頼めるか
  • いくつかの業務を、同じ窓口・同じ担当に頼めるか
  • AIが処理した内容を、人が確認しているか
  • マニュアルを作ってくれるか、それは自社にも残るか
  • 料金は「時間」「件数」「月額固定」のどれか
  • 税理士・社労士の独占業務をどう切り分けているか
  • 個人情報や取引先の情報をどう守るか(権限の分け方、AIに入れるデータのルール)

よくある質問

バックオフィスをAIだけで完結させることはできますか?

できません。明細の取り込み、領収書の読み取り、電話の一次受付、郵便の仕分けなどはAIでかなり自動化できますが、ルール決め、例外の判断、最終確認、支払いの承認は人が必要です。どの業務でも、AIと人の両方をそろえるのが現実的です。

バックオフィスのAI化は、どの業務から始めればいいですか?

「毎日・毎月必ず来る」「手順を言葉にできる」「漏れると痛い」「士業の仕事とからまない」がそろう業務から1つずつ始めるのがおすすめです。電話対応、問い合わせの見落とし防止、郵便の仕分け、経費精算は始めやすく、給与計算・労務・採用は人の確認を厚くしてから進めます。

ChatGPTでバックオフィスの仕事はできますか?

文面の下書き、データの整形、検算、調べもの、一覧のチェックはできます。ただし社内のデータを自分で探しに行くわけではないので、材料を渡す人と、結果を確認する人が要ります。個人情報や取引先の名前はそのまま入力しないようにしましょう。

ツールを乗り換えないとバックオフィスのAI化はできませんか?

乗り換えは必要ありません。会計ソフト、給与・労務ソフト、Excel・Gmail・kintoneなど、どの業務の定番ツールにもツールの中のAI機能があります。公式の生成AI連携がないツールでも、CSVを書き出せば生成AIで整形やチェックができます。

バックオフィスの仕事はAIでなくなりますか?

転記や読み取り、振り分けのような作業は減ります。一方で、ルール決め、書類の催促、例外の判断、AIの結果の確認といった「回す」仕事は残ります。バックオフィスの仕事は、手を動かす係から、AIに仕事を渡して確認する係に変わっていきます。

代行に頼めば、税理士や社労士は要らなくなりますか?

税務は税理士、労働・社会保険の手続き書類の作成や提出の代行は社会保険労務士にしかできない仕事です。セブンコードの経理チームには税理士がいるので税務までまとめて対応できますが、社会保険の手続きは顧問の社労士さんの仕事として残ります。

月に何時間くらいから、いくつの業務を頼めますか?

人が動く作業は1時間3,000円で、少ない時間から相談できます。経理・電話・郵便など、いくつかの業務をまとめて同じ窓口に頼めます。AIだけで回る作業は、月額1,980円からの代行もあります。

まとめ

バックオフィスAIとは、経理・給与計算・労務・電話対応・総務など、会社の裏側の定型作業をAIで自動化することです。中小企業のバックオフィスは、①会計ソフトや給与・労務ソフトなど業務ごとのツールのAI機能、②ChatGPTなどの生成AIによる下書きと確認、③ルールを決めて例外とAIの結果を確認する人、の3つをそろえて初めて回ります。始める順番は「毎日来る・手順を言葉にできる・漏れると痛い・士業の仕事とからまない」業務からで、電話対応・問い合わせ・郵便の仕分け・経費精算が最初の一歩に向いています。AIで浮いた時間は、解雇ではなく、採用を減らす・別の仕事に回す・残業を減らすことで人件費の削減につなげます。

バックオフィスAIのLv1〜Lv3Lv1は会計ソフト・給与や労務のソフト・AIの電話受付など業務ごとのツールの自動化、Lv2は生成AIによる下書き・検算・調べもの・整形、Lv3はルールを決め、書類を催促し、例外とAIの結果を確認する回す人。Lv1とLv2はお金で買えるが、Lv3は人がいないと始まらない。バックオフィスAIは Lv1〜Lv3 で考えるLv3回す人ルール決め・書類の催促・例外とAIの結果の確認Lv2生成AI下書き・検算・調べもの・整形Lv1業務ごとのツール会計・給与・労務ソフト、AIの電話受付などお金で買える人がいないと始まらない

Lv1のツールと、Lv2の生成AIはお金で買えます。Lv3の「回す人」だけは、人がいないと始まりません。セブンコードの「AI×人の業務代行」は、このLv3を部署をまたいで引き受け、まず人が作業を回してマニュアルにし、そのマニュアルをAIで自動化していくサービスです。業務ごとのくわしい手順は、上の地図の各記事を読んでください。

ハマノーンハマノーン

13業務の地図はできた。で、ワシは明日から何をすればいいんだ?

すずきすずき

最初の1業務を選ぶだけです。電話か、郵便か、経費精算です。

ハマノーンハマノーン

1つでいいのか! なら残りの12業務も、まとめて社畜るに投げるぞ!

すずきすずき

投げてください。12業務ぶんでも、窓口はひとつで足ります。イ〜!

ハマノーンハマノーン

では、今日はこの辺で、GOOD BLACK😈

私達が御社の社畜になります。

どこをAIに任せて、どこを人がやるか。Lv3が空いているなら、ウチが引き取ります。

AI業務代行なら社畜る

月額1980円〜まるっとサポート

無料で相談してみる
鈴木陽介
執行役員
鈴木陽介
株式会社セブンコード 執行役員・経営戦略室部長。企業のマーケティング支援で売上アップを担当。社内でも経理・労務・採用のAI化を自分で回し、マネーフォワード×AIで経理の作業を月160〜200時間から70時間以下に、外注費を月50万円から20万円以下に削減。ITパスポートの参考書『えろ勉』共著(Amazon コンピュータ・情報通信部門1位)。
TOP